1 :名無しさん@おーぷん:2015/06/04(木)12:16:31 ID:ofo(主)
書き溜め無いからゆっくり書いていくけど
今から十数年前、当時は俺は「ビジネス交流会(仮名)」とか言う大学サークルに所属していた
規模は確か30人ぐらい。
詳しい数は覚えていないけど、女子は10人しか居なかった。
一応ビジネス関係のマナーとか、出席時はスーツ着用義務とかされていたり、OBの縁でオフィス街にある大きめの喫茶店経営(だがバイト)を経験したり、
現役社長・役職持ち・デパートの偉い人・スチュワーデス・警察官(キャリア組?)・中古販売店(という名のヤクザ)・接客セミナーの講師とかから接客術を教えられたりしていた。
……と言うのはもちろん建前。
そんなにポンポン来てくれる訳じゃないし、OBの喫茶店も週1〜2でしか出ない。
メインは東京の居酒屋を飲み歩くみたいな今で言う飲みサーだった
女性比率は極端に少ないし、ほとんどの美人は体育系ヤリサーに誘拐されていたので女性関係で揉め事のない比較的いいサークル
ただ飲みの席である日「出会いがほしい」と当時の会長(交流会なのでリーダーが会長と呼ばれていた)が言い出した
するとサークルメンバーが「そうだそうだ」と同調し始めて、
「なら山岳部と交流したら?あそこ美人多いよ」と男まさりだが ずば抜けて美人のA子さんが提案した
A子さんは美貌もあるけど自身が持っている知性とコミュ力で本当に人間関係が広い人だから、すぐに山岳部との会合()を取り決めてくれた。
2 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)12:16:46 ID:ofo(主)
その山岳部と言うのが若干百合色の強いサークルだと有名で、男は基本的には入れない、入っても自由がないサークルだと聞いていたけど、とにかく美人揃い、しかもヒモになった部員も多いと聞くお嬢様揃い。
馬鹿な会長や俺らは「イケイケー!」と山岳部に突撃しに行った。
結果、
山岳部部長(通称:山岳姫)に「そんな体でよく山岳部と活動する気になったね?」と
「どうせ下心丸出しでしょ?A子から聞いているから」と怒られた
その後も山岳姫や山岳女子部員、僅かに居た男子部員からも散々貶された
一方でコッチの女子メンバーと「行こう行こう!」と誘拐(笑)されてしまい、本当に女子に飢えてしまった会長や俺ら(6人)のみが、必死に山岳姫に頼み込んだ。
前置き長いけど、ここから本題に入るわ(´・ω・`)
楽しい学生生活だった
4 :郭名無弟しさ騰ん倫@けお握ーぷ造ん :懇2015/06/04(木速)12:28:20 ID:ll4
誘拐湯を認善知両し同てるの?冒
6 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)12:30:18 ID:ofo(主)
>>4
サークルに所属しながら別の所に行く人なんて日常茶飯事だった……
特にウチのサークルは変にチャラい&厳しいな部分が強すぎて、女子はドンドン誘拐されていった
僅かに残っていた女子だって、A子さんはスチュワーデスの講師目的だし、そんなモンだったんだ
5 :名桜無染しさ頑ん@継おー級ぷ且ん :訪2015/06/04(木)12:28:38 ID:ofo(主)
書き奴忘閲れたけど緩、そ凡の時唆なぜ会長と俺胆らが必死に悩な勲ったか六と言うと、
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9 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)12:45:16 ID:ofo(主)
山岳姫「正直、あんなメチャクチャなトレーニングをこなすとは思わなかった」
会長・俺ら「え?」
どうやら「10」と言う数字を「100」にしたりしていたらしい^q^
山岳姫「まあいいでしょ。ポカリとか湿布とか散々差し入れたし?ねっ」
他女子「ごめんねー(>人<:)」「いや皆すごいよ(^^)」「カッコいいよ!(^^ゞ」
会長・俺ら「ええ、もちろん。気にしておりませんよ(`・ω・´)」
山岳姫「それであなた達には最初は○○のルートを歩いてもらう
一応これが最終テストになるけど、山登というより散歩よ散歩
あのメニューこなせたなら余裕だと思う。皆の予定は(ry」
とトントン拍子で話が進み始めた。
多分この辺りで山岳部も俺らのことを認めてくれたんだと思う。
その散歩した場所というのが秋田・岩手・宮城のトコロ。自然豊かな所だと紹介されていた。
名前はぼかすけど、未だに雑誌を見ると初心者向けで乗っている地域だし分かる人には分かるのかもしれない。
とにかく、山ではあるけどマンガのような山登りをする場所ではない。
で、行くメンバーは会長・俺らの4人と山岳姫・誘拐された女子2名・山岳部女子8名と言う すげーハーレムな状態で行くことになった。
で、行く日近くになり姫の提案で「作られた歩道あるくだけじゃあれだから」と、ガチで山の中に入ることにした。雪が降っているわけでもないし、
当日も地元の人に野良犬に気をつけろみたいな事は言われたけど、そんなに危なそうな感じはなかった
最初は普通の作られた道を歩いていたけど、あるポイントで横にずれ山の中を進みだした
予定では二時間もすれば目的地につくでしょ―って感じで、皆、ニコニコしながら話をしていた。
……男子勢は荷物持ちをさせられ、慣れてない俺らは喋ることもままならなかったが
てか山岳姫たちドンドン行くしマジで辛かったのを覚えている
10 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)13:03:09 ID:ofo(主)
山の中に入り他の登山客も見えなくなった頃。
一人の女子B子が躓いた。
ソイツはウチのメンバーの女子で口数も少ない控えめな子
すごい幼い顔と体型をしているんだけど身長170あって乳もでかい子だった
ちなみに芋焼酎を一気飲みできるオヤジ気質を持っている子でもあった
あれ、今考えるとタダのでb(ry
山岳姫「怪我はないね?」
怪我はないか そこはかっこよく山岳姫たちがチェック。怪我はない
B子「すみません、何かに躓いたみたいで」
他女子「うわー、なにこれ?」
B子が躓いた所を見ると40センチぐらいの楕円形の石が倒れていた。
ホタルの形をしていたといえばいいかな、そんな形。明らかに人工物
そこら辺がゴツゴツしていたのだが、似たような形の石が幾つも転がっていた
一番大きかったのは躓いた石だけだったけど。
山岳姫「火山岩?な訳ないしなー」
会長「あれ、これ持ち上げられるよ」
会長は呑気にその石を大分重そうだったけど、起き上がらせた。
皆、ギョッとした。
なんて言えばいいのかなー…、それは紛れもないお地蔵様だけど。
多分種みたいな形をした石を掘って作ったようなお地蔵様なんだけど、凄く顔が怖いの。
(-_-)な顔じゃなくて( ゚Ⅲ゚)みたいな。激怒しているような顔
それに地蔵様なんだけど腕が四本で両腕を組んで何かを叱りつけるようなお地蔵様だった
会長は「うわぁ……変なの持っちゃった」と嫌そうな顔をして
何人かの女子は「ウワァ・・・最悪・・・」と口々に言っていた
対して俺ら男子陣は「うわwなんだこれww」「コッチも似たような感じだw」と興奮
本当に体型は地蔵さまなのよ。
だけど、顔が犬みたいな地蔵からトンボ?みたいのとか、ほとんど壊れては居たけど異様なお地蔵様としか言えない地蔵様だった
表情は皆激怒していた。
11 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)13:04:53 ID:3TT
ほうほう
14 :審名程無竜しさん@お張ーぷん会 :2015/06/04(木)13:12:43 ID:fYk
祠報か緯?
15 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)13:14:32 ID:ofo(主)
山岳姫「……ちょっと、いつまで騒いでいるのよ」
会長・俺ら「あハイ……」
山岳姫「山の神様だったらどうするの?罰が当たるわよ」
俺「そういうこと信じているんですか?w」
山岳姫「な!違うよ。ほら、皆もサッサと行くよ」
そう言ってドンドン山岳姫は皆を連れてその場を去って行った
ただ そこら辺から妙にジメジメとし始めて、だんだんと自然に皆の口数が少なくなってきた
その時の俺の体調だけど
よく分からないけど意識が無くなり淡々と足を動かしている様な感じ?
意識しないと疲れすら忘れてしまうような感じに俺はなっていた。
後続を歩く俺らは「なんか変な感じしね?」「するする」「祟りじゃー」とか言って
先行する女子に「変なこと言わないでよ!」とか怒られ、シュンとなるのを繰り返してた
そんな中、どんどんB子の体調が悪くなって行ってた。
と言うより、なんか顔色が悪くなっているのはそうなんだけど、やけに辺りをキョロキョロしていた。
会長「B子さん、具合悪そうだけど大丈夫?」
山岳姫「えっ、あ本当だ。唇の色悪いよ」
B子「は、はい……平気です、けど……」
みんな「ん?」
B子「さっきからコッチ見ている人いる気がするんです」
皆慌てて周囲を見渡すが、木、木木岩、木木岩岩、木木木と言うような感じ。
見通しは悪くはなかったから人が居れば誰でも気がつくと思う。
山岳姫「あれじゃない、動物の視線じゃないかな?ww」
女子「お猿さん居るのかな」「狸がいいなー」「私は狐がいい」
山岳姫「クマ……じゃなければいいわ」
全員「(-_-;)う、うん……」
16 :名無しさん@おーぷん :2015/06/04(木)13:20:32 ID:ofo(主)
B子「それに躓いた所がズキズキし始めて。さっきまで平気だったのですが」
山岳姫「え本当?ちょっと見せてみて」
長ズボンを脱がなきゃいけないから、男子勢の会長・俺らはそっぽを向かされる。
その時 会長が「あれ?」と何かを遠目に見ていた。
後ろでズボンを脱ぐ音が聞こえて、途端「キャー!」とB子と他女子の悲鳴が聞こえた。
ビックリして俺らは振り向く。すぐに女子たちに「な、何見ているのよ!」と怒鳴られ、同時にB子を隠されたがハッキリとB子の足を見てしまった。
ふっくらとしていて可愛らしい足だったんだけど、右足だけ腐りかけの豚肉みたいな色になってた。
もろに青い血管の筋が見えて、同時に血の気のない青白い肌。
ひと目で「これはただ事ではない」と感じた。
山岳姫だけは悲鳴を挙げずに「痛くない?ズキズキするだけ?」と何度も訪ねていて
B子は「は、はい」と答えていた。
多分やりとりは↓だと思う。
「感覚はある?」
「あ、あります……」
「冷たかったりしびれは?」
「な、ないです……」
「なにか異変はない?」
「ズキズキするだけで」
「歩けるの……ね?」
「う、動きはします……」
「休んだ方がいいかな?」
「へ、あはい……」
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