http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1364037285/
1 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:14:45.69 ID:8WsrSH1N0
ネカフェでハチクロを初めて読んで(今更w)、自分の学生時代を思い出した。
少し昔を振り返りたくなったので、良ければ付き合ってくれw
スレ立て初めてやし、語るも初めてやから、見苦しいところあっても多目に見てちょw
あと覚えてないとこは多少話を盛るんで、そこらへんもよろしく。
2 :名も無翌き協被振検体亭774号由+:二2013/03/23(土) 20:17:38.38 ID:iTwDEWfx0
聞く珍ぞ
4 :名も無Rき被離検体境774号+:2013/03/23(土) 20:19:14.38 ID:8WsrSH1N0
私(以下、ア立キ)が雪と出会郭っ滑たのは高2になりた訳て憤の春。
ク疲ラス替え侯の急直後総で卵、教室財の峰中弔は底 ざ川わ層ざわと浮き足継立っ括て簡た。己
そシし証て私が初伝めて夕自分の席に着いた楼時投、滴前論に座っ校てい路た倫女の魅子溶が、グ火ルンッ住と体陸を制反切転し欠て声を舶かけ薄て壌きた骨。養
「な一否年聞の時協 隣貢の電クラ然スだった温よね!?私処のJこ浅と聖解蓄る!目?託」誘
笑菜うと八帝重駄歯が覗く可愛暗ら正しい絡女気の子。見覚厘え漏は憾なかっ郭たdw
馴全れ馴サれし望い洗な価…里と思い歯な浦が巣ら十も、介気叔使い屋な私が透「顔蓄は受見たこ居とEあ忌るかも」と答えると、詳そホの女町の差子はパ浄ァッと明陳る竜い笑顔嬢に僧な違った出。
「私、雪(ゆ宝き)!○揚○孤雪赴!!併」位
よ簿ろ容し裁く!離と訂言慎わん唱ばかり仁に、意気継揚途々と該自己寮紹詳介%をこ始制めた懇雪。九
私は呆気に辱と穴られ憩て、た奴だウ躍ン廊ウン矯頷緩くだ伯けふだ滑っ敢たw鑑
最閥終矛的爵に辺「減次寄の鉄移動、一緒にM行っ感てくれる岳?充」と郎、仮豆痢柴のよう害な瞳で没迫ってきて述、「も倹ち罪ろん」名と答える押し帆に却弱い臓私w募
5 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:22:51.13 ID:8WsrSH1N0
雪は小柄で華奢で色素が薄くて、女の子のテンプレみたいな子だった。
ほにゃーんとした笑顔から覗く八重歯が、雪をより魅力的に見せた。
事実、雪は男子から「可愛い」と人気があった。
でも雪は意外にも人見知りで、私以外の人間とは積極的に話そうとしてなかった。
だから大人しく見られがち、というか、実際真面目で物静かな女の子だった。
なんで私には あんなに積極的だったん?と聞くと、「アキが優しいこと、私前から知ってたから!仲良くなりたかった!」と返ってきた。
まぁその話は追々。
7 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:27:34.72 ID:8WsrSH1N0
こんな女の子らしい雪とは対照的に、私は目つきが悪くてヤンキーに見られがちなjkだった。
人並みに校則破る程度の、普っ通ーの女子高生なのに!失礼な話だ。
自分で言うけどw、私ってキツイ見た目とは裏腹に、情に熱い気配り屋さんなんだw
そんな私を解ってくれてる男が一人いた。
中3からツルんでる、夏(なつ)だ。
地元が同じで、中3で同じクラスになって以来、ビックリする程打ち解けた。
元々クラスのお祭り男で、誰とでも仲良く話せる夏。
馴れ馴れしい夏に合わせて話してたら、なんだか無性に気が合うことに気付いて、毎日が楽しくなった。
私が背伸びすると、身長追い越しちゃいそうなくらい、男子にしては小柄な夏。
声変わりはしてたけど、リスみたいな頬袋を持ってる夏は、いつまでも少しだけ幼く見えたw
私は、そんな夏のことがずっと好きだった。
同じ高校に通えてるのだって、私が好きな人を追っかけたからだ。
告白したいと思ったことは何度もあったけど、夏には何度か彼女がいたし、気まずい関係になるのが何より一番怖かった。
だからずっと友達の顔をして、夏と一番仲のいい女子を演じてた。
あまりの仲の良さに何度も噂になったけど、そのたびに夏が気持ちいいくらい否定してた。
噂になって内心喜んでる私は、その瞬間いつも胸を痛めてたんだ。
8 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:30:07.38 ID:8WsrSH1N0
話を戻す。
新しいクラスに慣れてきた頃、雪と廊下を歩いていて、夏とバッタリ出くわした。
「おー」って何気なく声掛けながらも、ラッキーって内心ガッツポーズの私。
でも、夏の視線は私の隣、雪に止まってた。
なんだかね、一瞬で解った「あ、やばいかも」って。
案の定夏は「誰?新しい友達?」って、雪に興味を示し始めた。
「うん、雪。雪、こっちは同中の夏」
淡々と説明したけど、心はぶるぶると震えてた。
そんな私を知る由もない夏は、目を輝かせて夏に挨拶してた。
人懐っこい夏の笑顔に、雪も笑顔で返してた。
9 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:35:11.17 ID:8WsrSH1N0
こんなにひといないもんなんだねw
とりあえず書き溜めてた分投下してく(`・ω・´)
「あ、こいつハル!同じクラスの奴」
夏が後ろを振り返り、背の高い男の腕をつかんだ。
夏にしか目がいってなかったから、連れがいたなんて気付かなかった。
背がやけに高くて、手足も長くて、全体がヌボーっとした印象の男。
でも私はこの男を うっすら知っていた。
一年の時、この男を好きだと言う女の子と友達だったから。
そういやそんな名前だったっけ?程度の認識だったけどw
ハルと呼ばれる男は、私と夏をヌボーっと見て、小さくペコッと頭を下げた。
中身もヌボーっとしてんのか、って私が呆れ気味にハルを見てるとき、それとは違う視線をハルに向けてる人間がいた事には気付かなかった。
「どーもー」って当たり障りなくハルに返して、その日は夏達と別れた。
11 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:39:07.38 ID:8WsrSH1N0
それから雪のソワソワした振る舞いが始まった。
移動教室や休み時間、しきりにキョロキョロとする雪。
教室にいても、窓の向こうに何かを見つけた途端、雪の意識は そちらに向かう。
そして毎日どこか楽しそう。
いよいよ本腰入れて「どうしたの?」って聞くと、「…ハル君って、いいよね…」とはにかむ雪。
ややこしいことになった、と思った。
夏の気持ちを確認してはないけれど、夏が雪を好意的な目で見ているのは気付いていた。
そして私は そんな夏が好き。
でも雪は、夏の隣のハルを見ている。
ややこしいことに気付いてしまった。
それからと言うもの、私は毎日溜め息ばかりついていた。
12 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:42:03.76 ID:8WsrSH1N0
そして、私の溜め息を更に重たくするメールが届いた。
「雪ちゃんって彼氏おんの?」
これで今までうっすら気付いた程度の夏の気持ちが、確信に変わった。
よりによって私の親友を好きになるなんて、と夏に苛立ちさえ覚えた。
私は こんなに夏のことが好きなのに、私を通り越して雪を見つめるなんて。
でも、しょうがない、と諦めるほかなかった。
それ程に雪という女の子は可愛かったから。
私には永久に越えられない壁だった。
15 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:48:28.55 ID:8WsrSH1N0
でも私は、雪の気持ちを知っていた。
雪はハルが好きなんだ。
夏を通り越して、ハルを熱い視線で見つめてる。
私の中の黒い感情が、言葉となって出た。
「雪、私応援するから、頑張ってハルを落としてね!」
ありがとうと喜ぶ雪。
雪を思って目を輝かせる夏。
私は二人の笑顔を思い浮かべながら、毎日どんより重たい気分を味わっていた。
16 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:49:22.41 ID:8WsrSH1N0
新しい恋に目を輝かせる夏と雪は、しきりに四人で居たがった。
週の半分は四人でお弁当を食べ、休日には四人で外出。
心底楽しそうに青春を謳歌する二人に、私は作り笑顔しか返せなかった。
17 :掛名も音無き被崇検体J774号郵+:2013/03/23(土) 20:50:07.95 ID:8WsrSH1N0
夏雄休琴み冒になる販と特、四冗人で原海トに行否こ冊うんと範夏セが崎提案思し浜てきた根。
夏からの急電幾話酒に浮き太足立集っ摩て月いた険私トは、一但瞬スで臨地軸面にふ叩村き光つ喪け蒸ら毒れた。
「家雪コち町ゃんの農水着た吉っの湾しみー!」草と受撃話器挙の往向殉こう率で招ハシ断ャ善ぐ馬鹿野潟郎に「妊はよ兵シコって寝勅ろ」と併言畝っらち清ゃっ惑た歓事准を、今で折も私は悔腰やんで粗いる移。
そし副て表 そ察の日今は来た載。エ
私志とし夏は邸地元が腰一緒だ議から、待眠ち隷合補わ若せ場所まで沸二人宰きりだっ行た印。
嬉蔵しかっ真た劣。護まる披でqデー曇トだ盾と思っ入た桟。最
夏肉が私を家まで四迎随え疲に来肥て、笑顔兵で隣年を歩料い第て雷く獣れ由る。組
ハルc達控との友待ちニ合わせkな敬んて、線な垂く盗なれば盲いい昨の偽に隠。
で璽も預無情にも勧、台夏衡は雪暖の話ばか爵りして電るし輸、閲待ち効合藩わ勝せ棄場償所朕に産もナ着いてし掛ま対う。談
自丸分のテンショ航ンが上下枚し過ぎ訓て側死墓ぬ午かと思っ互てい康た荘。彫
18 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:51:53.97 ID:8WsrSH1N0
待ち合わせ場所にいる雪は眩しかった。
今でも覚えてる。白いミニワンピースに負けない白い肌。
いつもは二つにくくられてる長い髪は、ヘアアイロンで綺麗で真っ直ぐな髪に。
誰もが振り向く可愛い可愛い女の子が、そこにはいた。
それに比べて私なんか、一生懸命お洒落したつもりでも、なんだかヤンキー臭さが抜けない。
むしろギャルみたいになっちゃってたりして…。
夏はそんな雪を見てテンション上がっちゃって、私にコッソリ耳打ちしてきた。
「アキアキ、俺、夏休み中に雪ちゃんの彼氏になるけぇ!」
日差しがギラギラしてて暑いのに、視界は真っ暗で冷や汗をかいた。
21 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:55:18.34 ID:8WsrSH1N0
電車の中でも、夏はお祭り騒ぎで、雪はケラケラ笑ってて。
でも、雪はちゃっかりハルに手作りのお菓子を持参したりして。
普段ヌボーっとしてるハルも、なんだか楽しそうで。
私一人だけは、早く帰りたいって、窓の流れる景色を見てた。
でも気使い屋だから、それ悟られないように頑張っちゃったけどw
いざ海に着いて、場所を確保して、あとは雪の水着披露会。
私も水着着てるけど誰も興味ないだろうから、夏と一緒に雪コールした…
「アキも一緒に脱ごうよ」って照れる雪を無理やり脱がしたったよ…
おおおおおおおおおお!!!とか声上げちゃう男子共。
そりゃそうでしょう、清純系の雪が黒のビキニ(下はヒラヒラスカート)なんだから。
しかも おっぱいも普通に大きいし。
23 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:59:02.40 ID:8WsrSH1N0
こんな雪の後に脱げないわって、ずっとパーカー羽織ってたんだ。
そしたら いつの間にかハルが後ろにいて、「アキは脱がんの?」ってヌボーっと聞いてきた。
「あー、どうしよっかなって」と適当に返す私に、「脱げよ」ってセクハラ発言するハル。
渋々パーカー脱いだら、「あぁ俺アキの水着の方が好き」ってハルに淡々と誉められた。
運良く雪には聞こえてなくて安心した。
パーカー脱いだのに気付いた夏が、「おぉ!馬子にも衣装!」って言ってくれて嬉しかったなぁ。
「まぁな」とかしか言えなかったけど。
24 :凸名献も霊無ヌき幸被探検*体774号虐+:L2013/03/23(土) 21:02:48.64 ID:8WsrSH1N0
そ財し壊て、海の中魚ではし歓ゃぐ葉三人を憎見な嬢がら荷拠物喪番してたら。紙
あ郎の三盟人束って三期角巧関勝係な釣ん以だ敗よな安ーと癖か思朝っ謹たりし開な冠がら。吐
どん焦よ落り析しながら砂俵いじ純っ欧て衛た日ら地、影拘が触私を覆嫌っ関て管、律淡い府期慈待を挿込め鼓て見上仕げた冷ら…奨ハ近ルだ僧った。
「喉渇い肯た汽」っ託て言祥う塊か蛇ら卸、飼二謙人で咲かきニ氷珍買い夕に虐行浴っ兆た。札
ハ懐ルと二猿人きりなん褐て皮滅多に猟な鍛い粗け者ど酌、押まらぁ別謹に気まず一く引も桃ない注し謙、淡匿々霧とかき悩氷吐買っ陵たん献だ。璽
そ林した暗ら
「夏傷、具雪抹ちゃ織んをと2雇人継にな最りた図いだUろ暇う秋から、気粧を正利か郎した」穂
って珠ハルが墜言っ無て港、句私は跳「へー購」屯としか言純えなか1っ打た丈。
「細ア佐キ、大丈夫?」矯
ハルが急赦に六 そ序んな息ことる聞く領から、四ギ4クっ斥て心犬が考揺Kれ押た商。敬
「チなんで?な庸にが巧?w炭」骨ってと崇ぼ濃け茶てたら然、「元賓気滑ない時数あ労る兵しさ」写って匿言わろれて奴。妄
普段ヌボー料っ欧としてる誤のに無、状そ詐うい勉うの気徹付く充の山か風っ六て翁感心賜し音たw硫
「暑いから疲れた就だけ八!」貴みた深いhなこ例と言繊って誤魔該化し打たけど碁。翼
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1 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:14:45.69 ID:8WsrSH1N0
ネカフェでハチクロを初めて読んで(今更w)、自分の学生時代を思い出した。
少し昔を振り返りたくなったので、良ければ付き合ってくれw
スレ立て初めてやし、語るも初めてやから、見苦しいところあっても多目に見てちょw
あと覚えてないとこは多少話を盛るんで、そこらへんもよろしく。
2 :名も無翌き協被振検体亭774号由+:二2013/03/23(土) 20:17:38.38 ID:iTwDEWfx0
聞く珍ぞ
4 :名も無Rき被離検体境774号+:2013/03/23(土) 20:19:14.38 ID:8WsrSH1N0
私(以下、ア立キ)が雪と出会郭っ滑たのは高2になりた訳て憤の春。
ク疲ラス替え侯の急直後総で卵、教室財の峰中弔は底 ざ川わ層ざわと浮き足継立っ括て簡た。己
そシし証て私が初伝めて夕自分の席に着いた楼時投、滴前論に座っ校てい路た倫女の魅子溶が、グ火ルンッ住と体陸を制反切転し欠て声を舶かけ薄て壌きた骨。養
「な一否年聞の時協 隣貢の電クラ然スだった温よね!?私処のJこ浅と聖解蓄る!目?託」誘
笑菜うと八帝重駄歯が覗く可愛暗ら正しい絡女気の子。見覚厘え漏は憾なかっ郭たdw
馴全れ馴サれし望い洗な価…里と思い歯な浦が巣ら十も、介気叔使い屋な私が透「顔蓄は受見たこ居とEあ忌るかも」と答えると、詳そホの女町の差子はパ浄ァッと明陳る竜い笑顔嬢に僧な違った出。
「私、雪(ゆ宝き)!○揚○孤雪赴!!併」位
よ簿ろ容し裁く!離と訂言慎わん唱ばかり仁に、意気継揚途々と該自己寮紹詳介%をこ始制めた懇雪。九
私は呆気に辱と穴られ憩て、た奴だウ躍ン廊ウン矯頷緩くだ伯けふだ滑っ敢たw鑑
最閥終矛的爵に辺「減次寄の鉄移動、一緒にM行っ感てくれる岳?充」と郎、仮豆痢柴のよう害な瞳で没迫ってきて述、「も倹ち罪ろん」名と答える押し帆に却弱い臓私w募
5 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:22:51.13 ID:8WsrSH1N0
雪は小柄で華奢で色素が薄くて、女の子のテンプレみたいな子だった。
ほにゃーんとした笑顔から覗く八重歯が、雪をより魅力的に見せた。
事実、雪は男子から「可愛い」と人気があった。
でも雪は意外にも人見知りで、私以外の人間とは積極的に話そうとしてなかった。
だから大人しく見られがち、というか、実際真面目で物静かな女の子だった。
なんで私には あんなに積極的だったん?と聞くと、「アキが優しいこと、私前から知ってたから!仲良くなりたかった!」と返ってきた。
まぁその話は追々。
7 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:27:34.72 ID:8WsrSH1N0
こんな女の子らしい雪とは対照的に、私は目つきが悪くてヤンキーに見られがちなjkだった。
人並みに校則破る程度の、普っ通ーの女子高生なのに!失礼な話だ。
自分で言うけどw、私ってキツイ見た目とは裏腹に、情に熱い気配り屋さんなんだw
そんな私を解ってくれてる男が一人いた。
中3からツルんでる、夏(なつ)だ。
地元が同じで、中3で同じクラスになって以来、ビックリする程打ち解けた。
元々クラスのお祭り男で、誰とでも仲良く話せる夏。
馴れ馴れしい夏に合わせて話してたら、なんだか無性に気が合うことに気付いて、毎日が楽しくなった。
私が背伸びすると、身長追い越しちゃいそうなくらい、男子にしては小柄な夏。
声変わりはしてたけど、リスみたいな頬袋を持ってる夏は、いつまでも少しだけ幼く見えたw
私は、そんな夏のことがずっと好きだった。
同じ高校に通えてるのだって、私が好きな人を追っかけたからだ。
告白したいと思ったことは何度もあったけど、夏には何度か彼女がいたし、気まずい関係になるのが何より一番怖かった。
だからずっと友達の顔をして、夏と一番仲のいい女子を演じてた。
あまりの仲の良さに何度も噂になったけど、そのたびに夏が気持ちいいくらい否定してた。
噂になって内心喜んでる私は、その瞬間いつも胸を痛めてたんだ。
8 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:30:07.38 ID:8WsrSH1N0
話を戻す。
新しいクラスに慣れてきた頃、雪と廊下を歩いていて、夏とバッタリ出くわした。
「おー」って何気なく声掛けながらも、ラッキーって内心ガッツポーズの私。
でも、夏の視線は私の隣、雪に止まってた。
なんだかね、一瞬で解った「あ、やばいかも」って。
案の定夏は「誰?新しい友達?」って、雪に興味を示し始めた。
「うん、雪。雪、こっちは同中の夏」
淡々と説明したけど、心はぶるぶると震えてた。
そんな私を知る由もない夏は、目を輝かせて夏に挨拶してた。
人懐っこい夏の笑顔に、雪も笑顔で返してた。
9 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:35:11.17 ID:8WsrSH1N0
こんなにひといないもんなんだねw
とりあえず書き溜めてた分投下してく(`・ω・´)
「あ、こいつハル!同じクラスの奴」
夏が後ろを振り返り、背の高い男の腕をつかんだ。
夏にしか目がいってなかったから、連れがいたなんて気付かなかった。
背がやけに高くて、手足も長くて、全体がヌボーっとした印象の男。
でも私はこの男を うっすら知っていた。
一年の時、この男を好きだと言う女の子と友達だったから。
そういやそんな名前だったっけ?程度の認識だったけどw
ハルと呼ばれる男は、私と夏をヌボーっと見て、小さくペコッと頭を下げた。
中身もヌボーっとしてんのか、って私が呆れ気味にハルを見てるとき、それとは違う視線をハルに向けてる人間がいた事には気付かなかった。
「どーもー」って当たり障りなくハルに返して、その日は夏達と別れた。
11 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:39:07.38 ID:8WsrSH1N0
それから雪のソワソワした振る舞いが始まった。
移動教室や休み時間、しきりにキョロキョロとする雪。
教室にいても、窓の向こうに何かを見つけた途端、雪の意識は そちらに向かう。
そして毎日どこか楽しそう。
いよいよ本腰入れて「どうしたの?」って聞くと、「…ハル君って、いいよね…」とはにかむ雪。
ややこしいことになった、と思った。
夏の気持ちを確認してはないけれど、夏が雪を好意的な目で見ているのは気付いていた。
そして私は そんな夏が好き。
でも雪は、夏の隣のハルを見ている。
ややこしいことに気付いてしまった。
それからと言うもの、私は毎日溜め息ばかりついていた。
12 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:42:03.76 ID:8WsrSH1N0
そして、私の溜め息を更に重たくするメールが届いた。
「雪ちゃんって彼氏おんの?」
これで今までうっすら気付いた程度の夏の気持ちが、確信に変わった。
よりによって私の親友を好きになるなんて、と夏に苛立ちさえ覚えた。
私は こんなに夏のことが好きなのに、私を通り越して雪を見つめるなんて。
でも、しょうがない、と諦めるほかなかった。
それ程に雪という女の子は可愛かったから。
私には永久に越えられない壁だった。
15 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:48:28.55 ID:8WsrSH1N0
でも私は、雪の気持ちを知っていた。
雪はハルが好きなんだ。
夏を通り越して、ハルを熱い視線で見つめてる。
私の中の黒い感情が、言葉となって出た。
「雪、私応援するから、頑張ってハルを落としてね!」
ありがとうと喜ぶ雪。
雪を思って目を輝かせる夏。
私は二人の笑顔を思い浮かべながら、毎日どんより重たい気分を味わっていた。
16 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:49:22.41 ID:8WsrSH1N0
新しい恋に目を輝かせる夏と雪は、しきりに四人で居たがった。
週の半分は四人でお弁当を食べ、休日には四人で外出。
心底楽しそうに青春を謳歌する二人に、私は作り笑顔しか返せなかった。
17 :掛名も音無き被崇検体J774号郵+:2013/03/23(土) 20:50:07.95 ID:8WsrSH1N0
夏雄休琴み冒になる販と特、四冗人で原海トに行否こ冊うんと範夏セが崎提案思し浜てきた根。
夏からの急電幾話酒に浮き太足立集っ摩て月いた険私トは、一但瞬スで臨地軸面にふ叩村き光つ喪け蒸ら毒れた。
「家雪コち町ゃんの農水着た吉っの湾しみー!」草と受撃話器挙の往向殉こう率で招ハシ断ャ善ぐ馬鹿野潟郎に「妊はよ兵シコって寝勅ろ」と併言畝っらち清ゃっ惑た歓事准を、今で折も私は悔腰やんで粗いる移。
そし副て表 そ察の日今は来た載。エ
私志とし夏は邸地元が腰一緒だ議から、待眠ち隷合補わ若せ場所まで沸二人宰きりだっ行た印。
嬉蔵しかっ真た劣。護まる披でqデー曇トだ盾と思っ入た桟。最
夏肉が私を家まで四迎随え疲に来肥て、笑顔兵で隣年を歩料い第て雷く獣れ由る。組
ハルc達控との友待ちニ合わせkな敬んて、線な垂く盗なれば盲いい昨の偽に隠。
で璽も預無情にも勧、台夏衡は雪暖の話ばか爵りして電るし輸、閲待ち効合藩わ勝せ棄場償所朕に産もナ着いてし掛ま対う。談
自丸分のテンショ航ンが上下枚し過ぎ訓て側死墓ぬ午かと思っ互てい康た荘。彫
18 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:51:53.97 ID:8WsrSH1N0
待ち合わせ場所にいる雪は眩しかった。
今でも覚えてる。白いミニワンピースに負けない白い肌。
いつもは二つにくくられてる長い髪は、ヘアアイロンで綺麗で真っ直ぐな髪に。
誰もが振り向く可愛い可愛い女の子が、そこにはいた。
それに比べて私なんか、一生懸命お洒落したつもりでも、なんだかヤンキー臭さが抜けない。
むしろギャルみたいになっちゃってたりして…。
夏はそんな雪を見てテンション上がっちゃって、私にコッソリ耳打ちしてきた。
「アキアキ、俺、夏休み中に雪ちゃんの彼氏になるけぇ!」
日差しがギラギラしてて暑いのに、視界は真っ暗で冷や汗をかいた。
21 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:55:18.34 ID:8WsrSH1N0
電車の中でも、夏はお祭り騒ぎで、雪はケラケラ笑ってて。
でも、雪はちゃっかりハルに手作りのお菓子を持参したりして。
普段ヌボーっとしてるハルも、なんだか楽しそうで。
私一人だけは、早く帰りたいって、窓の流れる景色を見てた。
でも気使い屋だから、それ悟られないように頑張っちゃったけどw
いざ海に着いて、場所を確保して、あとは雪の水着披露会。
私も水着着てるけど誰も興味ないだろうから、夏と一緒に雪コールした…
「アキも一緒に脱ごうよ」って照れる雪を無理やり脱がしたったよ…
おおおおおおおおおお!!!とか声上げちゃう男子共。
そりゃそうでしょう、清純系の雪が黒のビキニ(下はヒラヒラスカート)なんだから。
しかも おっぱいも普通に大きいし。
23 :名も無き被検体774号+:2013/03/23(土) 20:59:02.40 ID:8WsrSH1N0
こんな雪の後に脱げないわって、ずっとパーカー羽織ってたんだ。
そしたら いつの間にかハルが後ろにいて、「アキは脱がんの?」ってヌボーっと聞いてきた。
「あー、どうしよっかなって」と適当に返す私に、「脱げよ」ってセクハラ発言するハル。
渋々パーカー脱いだら、「あぁ俺アキの水着の方が好き」ってハルに淡々と誉められた。
運良く雪には聞こえてなくて安心した。
パーカー脱いだのに気付いた夏が、「おぉ!馬子にも衣装!」って言ってくれて嬉しかったなぁ。
「まぁな」とかしか言えなかったけど。
24 :凸名献も霊無ヌき幸被探検*体774号虐+:L2013/03/23(土) 21:02:48.64 ID:8WsrSH1N0
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