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いつも凛としていた彼女が知らない所で、、、

 



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4 :名無し :2015/04/16(木)22:34:31 ID:YW0(主)
大学に通っていた頃、ユキという彼女がいた。もちろん仮名。

ユキは堀北真希を少しキツくした感じの見た目。

頭が良くて真面目な子だった。

真面目って言うとお堅い印象があるけど、ユキにはそんなところはなかった。明るくて人当たりが良くて、誰に対してもやさしかった。

ただ、女友達からはちょっと怖いって言われていたw

俺は最初どうしてそう言われているのかわからなかったけど、段々とわかってきた。

ユキは時々理由もなく不機嫌そうにしている時があって、普段ニコニコしているだけに、ムスッとしていると話しかけづらい。

あと仲良くなった相手には厳しくなるw初対面の相手とか、そこまで仲良くない相手とかには凄い親切なのにw


6 :名無し :2015/04/16(木)22:36:57 ID:YW0(主)
意外と好き嫌いが激しいということも付き合ってわかった。というより嫌いなものが、かなり多い。

煙草が嫌い。食べ物を残す人が嫌い。アイドルが嫌い。予定が狂うのが嫌い。エレベーターが嫌い。下品なバラエティが嫌い。バレーが嫌い。カラオケが嫌い。飲み会が嫌い。

ペットボトルのキャップを外さないで捨てる人が嫌い。携帯で音楽を垂れ流ししてるのが嫌い。靴を半分履きする人が大嫌い。

あげるとキリが無い。しかもそれを直接は言わない。態度とか言動からこっちが察する感じ。あ、こういうこと嫌なんだ、みたいな。

だから最初気付かないことも多い。俺はカラオケ好きだから付き合い始めた当初はよく一緒にカラオケに行ってたんだけど、カラオケ行った後いつもテンションが低い。

それで、「もしかしてカラオケ嫌い?」って聞いたら、「あまり好きじゃない」って返って来た。

その時はだったら最初から言ってよw、と思ったけどね。


7 :名無し :2015/04/16(木)22:38:58 ID:YW0(主)
愛に関してイなった

て付き合うし、デる時は抵俺からで、うから誘われることはほとんどなかった。

ルとかも俺から

だから、俺がユキのことをほどユキはことを想っていてくれないの、とか悩んだこともあった。





9 :無し :2015/04/16(木)22:41:38 ID:YW0(主)
き合っ二年したある日唐突に、勇人名前)願望っ聞かれた

なりので俺は何も考えず、「いや、結とかり考えたことない」と直にえてしまった。

ってか『しま』と思った

「ユ?」

「………」

「……

「…

無言がってた。

しばらして、「………は別したんでしょ?」と拗ねうに言っ

いや、んなことはないけど」

……

ただりし沿

俺は、キが俺のことをまり好きじいって思てた、だからいき結婚と言われて驚いた、というなことをた。

そしたらあっちがいてた。

なんでう思たの

や、ってぶときだし……」

れは……」

は迷惑かなと思ってあ稿まり自分わなかったしい。メ抑え気味にしてた、と言った。

「私考える以上にのこと好きだよ」

……あがと

少なとも、一生一緒いたいとえるほどは」

結婚はまだ早いとってたし正面倒くさも思ってたど、ユキが思って俺のとを想ってくれてるとわかなり嬉しかった。

はユキに、もっと甘しい頼って欲し迷惑だってかけて欲しい、と話した。

それからしだけだけど、キか誘われるとも連絡が来るこも多くなった。


10 :名無し :2015/04/16(木)22:44:30 ID:YW0(主)
ユキは学費を親から借りて払っていた。

バイトを探していたので、俺は自分のバイト先を紹介してあげた。

バイト先では、俺達が付き合ってるってことは黙っておいた。言いふらすことでもないし、特にユキが嫌がった。


バイト先には一個下の山本くんっていうすごいチャラい男がいた。

髪を薄い赤に染めて、耳にピアス。服装もだらしない。当時から、よくコイツ、バイトの面接受かったなと思っていた。

山本くんは俺が今まで会ったことのないタイプの人間で、ちょっとしたカルチャーショックだった。

簡単に言うと女好きで遊び人。こんな人ほんとにいるんだと驚いたのを覚えている。

しかも清々しいほどの女好きで、あそこまで露骨だと逆に許せるレベルだった。



「俺さんって大学生でしたっけ?」

「それ前も聞かれたんだけど」

「いやー、オレって女の子にしか興味ないんで男の情報とか覚えないんスよwww」

「だったら聞くなよw」

って会話を少なくとも四回はした。

実際同僚の女の子とよく話していた。話が上手で女の子も山本くんと話していて楽しそうだった。

けど、真面目なユキとは合わないタイプだろうなあと思った。


12 :名無し :2015/04/16(木)22:45:56 ID:YW0(主)
山本くんはよく女の子と遊んだとか、誰々とヤッたとかいう話をした。

俺は内心、コイツほんとに品がないなー、と思いつつ適当に聞き流してた。

「この前ね、人妻とヤッチャいましたよw」

「へえー」

「あっちがオレにハマっちゃったみたいで、また会おうって言われちゃいましたよwオレ的には一回ヤッてもうお腹いっぱいなんスけど」

SNSでやりとりしてる子と会う約束をして待ち合わせ場所にいったらモンスターがいたとか、後輩の女の子に付きまとわれた話とか二股がバレた話とか、聞いてるだけなら割と楽しい話もあった。

時々、それホントかよーと思うような嘘くさい話もたくさんあったけど。


16 :名無し :2015/04/16(木)22:48:25 ID:YW0(主)
ユキにバイト先を紹介してしばらくたった。

仕事にも大分慣れたようだった。



その日、山本くんはかなり機嫌が良さそうだった。

露骨に何か聞いて欲しそうな顔をしてたから、「今日は一段とテンションが高いね」と声をかけた。

「いやー、ね。実はっすね……」

すごいニヤニヤした顔で、珍しくもったいぶった言い方をした。


「オレ…………ユキさんとヤッちゃいましたよ」


俺は「は?」と思った。当然山本くんは俺とユキが付き合ってることを知らない。

今までにも山本くんが同僚の女の子とヤッた話をされたことはあった。

その時もけっこう動揺したけど、今回はその時の比じゃなかった。軽く目眩がしそうだった。俺は必死に動揺を気取られないようにした。

そして、すぐに山本くんが、おそらく作り話をしているんだと気付いた。


山本くんは、女の子と寝ることを自慢しているようなフシがあったから。見栄を張っているのだとわかった。

「前からユキさんは狙ってたんスよ」


17 :名無し :2015/04/16(木)22:50:03 ID:YW0(主)
「ユキさんマジで肌綺麗で白いっスね。前からそう思ってたんスけど、脱がせたら余計っスねwww」

確かにユキは肌が綺麗だけど、それは本人と会えばわかることだった。

「あとマジでシマリいいっスわwチンポ突っ込んだらビクビクって体が震えて全身で締め付けてくるんスわw

顔はいいし感度も良好で久々の上物ッスよwww」


俺は山本くんの話を信じてはいなかった。

でも全く気にならないわけじゃなかった。


たまたまその日ユキと会う機会があったので、軽くカマをかけてみた。無反応だった。

ユキの様子もいつも通りだった。俺は安心した。

そもそも山本くんは、ユキが一番嫌いなタイプだろうし、ユキ本人も前に苦手だと言っていた。


18 :名無し :2015/04/16(木)22:50:48 ID:YW0(主)
最近ユキん開発しまっスw」

山本くは会うユキ話を垂流すようなった。

かするまでどが嘘だっのかもしれな

「チンポ子宮の奥をリグリってしてやるくびく小刻えて『ああああ』とか情けな声で喘ぐ

完全に俺のチンドハりしますねwww」





20 :名無し :2015/04/16(木)22:52:33 ID:O5K
おっきした


21 :名無し :2015/04/16(木)22:52:59 ID:YW0(主)
山本くんの妄想話は日に日にエスカレートしていった。

「元からMッ気あったっすけど、俺に調教されて完全にドMに目覚めちゃったみたいっスw

バックからついてやったらイキまくりw

髪の毛掴んでかなり乱暴に犯したんすけどキ○ガイみたいに感じまくってましたねwww

ハメながら唾とか飲ませましたよwww

完璧に俺の奴隷www

ヤッた後はお掃除フェラさせましたw

ああ、マジウケるんすけど、小便飲ませたっすwww

ユキはもう俺が命令したらなんでもするっすね」


22 :名無し :2015/04/16(木)22:55:08 ID:YW0(主)
ある日、山本くんがニヤニヤしながらこんなこと言って来た。

「ああそうそう、いいものあるんすけど見るっすか?」

「なに?」

俺は適当に返事をした。

山本くんが携帯をいじる。

「これちょーウケるっス」

山本くんが示した携帯の画面を見て、血が凍った。

画面には全裸のユキが写っていた。

前髪から鼻にかけて白い液体がたれている。

卑屈な笑顔を浮かべピースサインをしていた。

「この時 綺麗に顔射出来たんで記念に撮ったんすよwww

めっちゃ出てるっしょwww」

山本くんが下品な笑い声をたてる。その画面に映っていたものがショックで、平衡感覚を失いそうになる。

「他にもいっぱいあるっすけど見ます?」

「……いや、いい」

それだけ返すのが精一杯だった。


「そっすか残念っすねー。

まんぐりがえしさせてバイブつっこんだやつとか、コンドームくわえさせたやつとか傑作なんすけどねえw」


23 :名無し :2015/04/16(木)22:56:45 ID:YW0(主)
家に帰ってからしばらくは放心状態だった。

気付けば深夜をまわっていた。

何もする気が起こらない。けど考えないわけにはいかない。

今までは都合の悪い可能性を考えないようにしてた。ユキがそんなことするはずないと。


しかし山本くんの携帯に写っていたのは確かにユキだった。

証拠を見せられては山本くんの話は本当だったと認めざるを得ない。

けれど俺はまだ、ユキを信じたい気持ちがのこっていた。

山本くんが見栄を張りたい為に、あの写真を合成したのではないかと。普通に考えればそれはありえないとわかる。

山本くんがわざわざそんなことするわけないし、スキルもなさそうだ。

それでも俺は認めたくなかった。

思考が堂々巡りする。


やはりユキに直接聞くしかない。

それはとても恐ろしいことだった。もし本当にユキが認めてしまったら……

それでも確かめないわけにはいかない。これ以上知らないフリはできない。



そう考えていると、携帯がなった。

ユキからだった。丁度いいタイミングだった。俺には聞かないといけないことがある。

覚悟を決め、通話ボタンを押した。


25 :名無し :2015/04/16(木)23:01:59 ID:YW0(主)
「もしもし」

「…………勇人? ごめんね、こんな遅い時間に電話して」

「うん……」

俺の声は震えていた。

心無しかユキの声も震えている気がした。

「今時間だいじょうああっっ!ちょっと!だめっ!やめっ!!」

「え?」

「イクぅっ!やっっ!あああああああああああああああああああああああああああ!!」

わけがわからなかった。いきなりユキが苦しげな声で喘ぎ始めた。

「めっ!!あっ!!うごかっ!ないでっ!!!」

はあはあとユキの息づかいが聞こえてくる。

「もしもし勇人さんっすかw?」

電話から急に男の声がした。山本くんの声だった。

「え?」

俺はまたしても間抜けな声を出してしまう。


「今、ユキをバックからハメてるっすwww生ハメちょーキモチいいっすww」

山本くんのうしろでユキが『だめ、言わないで』とか叫んでいるのが聞こえる。

「いやーwごめんなさいねーw

勇人さんの彼女寝取っちゃってwww」


「……」


「ユキは、開発しまくったんで俺のちんぽでイキまくりっすwww」


「お前気付いて……」


「ああ、当たり前じゃないっすかw勇人さんってホント鈍いっすねwユキと初めてヤった時から、付き合ってるのは知ってましたよwwwまあ今じゃ俺のオナホっすけどw」


「……」


「ちょっとユキに変わるっすね」


「……あっ、ごめ、ん、勇人……ほんっ、とに、ごめん………」


ユキの声は、ランニングしながら電話してる人みたいに震えていて聞き取りづらかった。もちろんそうじゃないことはわかってる。

急に電話先の声が遠くなった。

ユキが『そんなの無理』とか言っているのが聞こえる。何か言い合っている。しばらくしてユキが電話に出た。


「勇人……私今から中出しされます……子宮に精液注いで貰います」


「は……?」


「もしもし聞きましたw?」

山本くんが笑う。




>>次のページへ続く


 

 

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