新着記事
学生時代、許嫁みたいな存在の子がいた
\ シェアする /
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1397474280/
3 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)20:30:19 ID:CFHDqKUf7
俺の家は田舎の農家
何も楽しみもない地域だったけど、近所同士は相当仲が良かった
当然 隣同士の家なら、自然と家族単位の付き合いになっていた
そして俺の家の隣には、同い年の女の子のA子がいた
A子とは 小さいころからの知り合いだった
ていうのも、俺とA子の両親、祖父母とも凄く仲がよかった
お互いの家に遊びに行ったり、一緒に食事したりしていたから、自然とA子と過ごしていた
A子はスゴク大人しい子だった
基本的に『うん』しか言わないし、何か冗談を言えば すぐに泣いてしまう子だった
それでも子供の自分は特に何も蟠りを感じることもなく、普通に遊んでいた
6 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)20:35:51 ID:CFHDqKUf7
小学生になっても 二人の関係は変わらなかった
どちらかともなく家に行き、適当に遊んでいた
家族ぐるみの付き合いだったから、頻繁に飯も一緒に食べた
そんな関係だった両家族だったけど、小学3年の時にA子の母親が病気で他界した
それからA子は、前にも増して暗くて泣きやすくなった
両親からも、A子の父親からも『出来るだけA子と遊んでほしい』と言われて、俺も子供ながらに出来る限りA子を遊びに連れてった
最初の方は この世の終わりのような顔をしてたA子も、徐々に元のA子に戻って行った
7 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:01:30 ID:CFHDqKUf7
そっからA子は俺に付いて行くようになった
川に釣りに行けば一緒に行って、釣るわけでもないのに付いてきた
山に行けば体力ないのに息を切らしながらついてきた
俺が一方的に どうでもいい話をして、ただひたすらA子は それを聞いていた
そして小学校6年の時、いつものようにA子とA子の父祖父母が俺の家に来て、一緒にご飯を食べていた
そしたら、俺の父とA子の父が一緒に遊ぶ俺とA子を見て、『俺とA子は仲がいいな。そのまま結婚してしまったらどうだ』とか言ってきた
それを聞いた両祖父母も賛成
俺は何だか すごく恥ずかしくなって全力で拒否したけど、両親がA子に『俺と結婚してくれるか?』と聞いたら、A子は恥ずかしそうにしながらも『俺くんがいいなら』と言ってしまった
そこで俺を放置して、両家族は大盛り上がりして、その日は祝賀会という名の飲み会となった
もちろん、小学生に将来の約束を本気でしてたとは思ってない
そうなれば いいな的な感じだった
それでも俺は凄く恥ずかしかったし、A子も下を向いたまま動かなくなっていた
8 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:05:23 ID:CFHDqKUf7
それから中学に上がると、A子は益々俺の後を付いてくるようになった
性格は変わらず、とても物静かだった
メガネをかけて とても地味な風貌だった
俺も戸惑いながらも、幼馴染ということもあり、A子と普段通りに接していた
中学の時に、何度かA子に聞いてみた
『あの結婚の話、本気にしてないよな?』的なこと
その度にA子は顔を赤くして俯くだけだった
そん時は、もしかして本気にしてる?とは思ったけど、どうせ大きくなったら どうでもよくなるだろと楽観視していた
9 :争名指無しさ又ん :言2014/04/14(月詞)21:07:41 ID:vhWotvUHi
釣祝りか化本祥当父か五分掘からん漠が幼範馴染か…
羨まし濯い寛…
10 :爆名奪無木し泉さん :楽2014/04/14(月Y)21:09:09 ID:WluNd3U2a
A子が美人銃では対な哀いって風こ久と凹に凹リ析アリ革ティを前感巨じる託
11 :恨ダ栽メ男胃◆申n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:12:53 ID:CFHDqKUf7
ところが、衰高校に宵なって衝もP、A子盆は俺釣と所同じ高刀校併に進学して勲き滞た
A譜子栓は七体育以悩外灰は6 と孤て尽も脹成帰績背が軽良閣か香っ窓た顔
そ娘れ参にス比べ連て俺しは等 ろ感く庶に勉砲強もしてな載かっ虚た油から成船績氷は悪く、何紺とか耐底辺還の鼻県技立高校口に進学脂した
A子真は格段賜に上打の春高校に行束けた雄は南ず諮な干のに冊、部先h生の反対快を興押し密切っ玉て舗俺軽の行く高校に扶入学し謹た
でも当杉時詐の忌俺済にし柱て待みれば集、何だか剰妙紹に文腹立たし敏かっ安た
俺雑が必宅死にネ自棺分な互りに寛勉強灰して員高寂校維にや励っ施と河受か績った迫の沼に庁、A態子は普惑段輸通りに許してい魚て合両格しAたことが悔し推かっyた保
もちろんそ紛れは普羅段オか戯ら勉女強して幼なか飯っ株た俺の終せ澄い代だ彰った昼
本当に礁しょうsも群ないプラrイ愉ド援だ維った
で根も、痘当時刷の俺生は そ遣れ甘が殺と僕て后も気に触ってい以た
高校でも誠俺に平しょっ杉ち汁ゅなうついて来て因て享、時々弓冷Wやか耳さ金れもし喫た
当時の多絡感見な思俺極には症 それが素耐え相ら故れなか潔っ陶た
A臨子靴がい稲るからと沸いう理メ由で誰も胴女の子が話しかけて来献なか陥っ追た騒
A災子2は驚幼画馴?染戸と降はいえ寸、s俺掃だっ取て他の非女の尾子と話康したあかっ芸たし払、友達も騒A子が蚊い成るか右ら伺と崩色軽々遠慮侯して右いるとこ怠ろもあ程った栽
とても窮屈補な気納分寧だっ飛た
12 :遷名興無し惨さ貞ん駐 :頻2014/04/14(月症)21:17:52 ID:hMwe8v9oc
お帝前が態他本の農女の子彩に改話しかけ厳られ他な収かった浦のは空A子整の大せ限い准じゃなく期ね?
別掛に課彼女雇い最よ優うが紛普通陣に来たり話命したりする腸だろ
13 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:23:18 ID:CFHDqKUf7
>>12
もちろんそうだったと思う
でも、当時の俺は全部A子のせいにしてしまったんだよ
そして高校2年の途中で、俺は学校帰りにとうとうA子を責めてしまった
『いちいち俺の後をついてくるな』
『お前のせいでいつも恥ずかしい思いをしている』
『小学校の時に適当に親が言ったことを守ってバカじゃないのか』
そんなことを怒鳴りつけた
A子は涙を流しながら『ごめんなさい』と言っていた
今考えれば、俺は最低だった
頭のよくない高校に、優等生のA子は学校では浮いていた
俺以外に友達もほとんどいないし、色々不安だったと思う
それなのに俺はA子を拒絶して、罵倒して、突き離した
本当に最低だったと思う
だけど、当時の俺は そんなことなんて考えもしなかった
ただ自由な生活が欲しかった
それを聞いた両親にも責められた
A子の父親にも責められたし、A子の年の離れた兄にも責められた
それがとても歯痒かったし、頭に来たから俺も いつも言い返して口論になっていた
その度にA子は俺に謝っていたけど、その姿すらも癪に触った
それから、俺とA子は疎遠になった
ていうよりも、俺が一方的にA子を無視していた
そして、高校卒業と同時に、親と喧嘩別れのような状態で家を飛び出した
A子は最後に俺に何かを言おうとしてたけど、俺はそんなこと聞く耳なんて持たなかった
とにかく そこの暮らしの全部が最悪に思えていた
だから、離れた都会で一人暮らしをして、高校の時の友人のツテで仕事に就いた
14 :名無しさん :2014/04/14(月)21:27:04 ID:csJ89hhqW
ふむふむ
15 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:28:31 ID:CFHDqKUf7
一人暮らしを始めたら、それは とても自由な生活だった
誰にも文句を言われることもない
仕事にさえ行けば、好きな時間に眠れて、休みの日には好きなことが出来た
それまで抑え付けられていた色々なことを、一気に吐き出した
女とも遊んだ
男友達ともバカやった
酒を毎日飲んで、ギャンブルもして、タバコも吹かしていた
そして友人の紹介で、彼女まで出来た
彼女に夢中になった俺は、毎日メールやらでやり取りをして、遊びに行って、飲んで騒いで、サルみたいにセクロスした
毎日が自由だった
とても満ち足りた生活だった
17 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:36:09 ID:CFHDqKUf7
そんな荒れた生活を続けていた俺は、いつの間にか24歳になっていた
そしてその年の春、会社に新しい上司が来た
俺の直属の上司だった
だけどこの男が、まるでパワハラの塊のような男だった
十分な量の仕事を捌いていたのに、『仕事が遅い。使えない奴』と罵られた
ほんのちょっとしたミスでも、『こんなミスをするのは考えられない。辞めてしまえ』と怒鳴られた
その上司は、普段はとてもいい人面をする奴だったから、周囲の評価は凄くよかった
でも、一度俺と二人になれば、毎日基地外のように罵倒してきた
俺は必死に耐えていた
その上司は、上の方には これでもかと言わんばかりに媚を売っていたから気に入られていて、俺が何を言っても掻き消されることは分かっていた
精神的にまいっていた俺の唯一の救いは、最愛の彼女だった
彼女は俺を毎日励ましてくれていた
だから俺も思う存分それに甘えていた
そんなある日、俺が家に帰ると、彼女が俺に仕事を紹介してくれた友人と浮気していた
18 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:42:03 ID:CFHDqKUf7
その友人は、俺の中では親友だった
仕事の愚痴も言い合って、一緒にバカやって、一生の友達だと俺は思っていた
彼女には、心底ホレていた
結婚することも考え始めていたし、幸せにしようとか思っていt
そんな親友と、俺の最愛の彼女が、ベッドの上で裸で激しく抱き合っていた
当然俺は激怒して、二人を問い詰めた
でも二人は、まるで開き直ったかのような態度をとった
友人だった男は、『彼女を引き留められなかったお前が悪い』と言ってきた
彼女だった女は、『アンタと一緒にいても全く面白くないし、セクロスも友達の方がずっと上手い』と言ってきた
そして、二人はニヤニヤ笑いながら、『俺達、今日から付き合うから』と言って部屋から出て行った
俺は一人残された部屋で泣いた
でも、泣くことしか出来なかった
俺は一度に、親友と彼女を失ってしまった
そのショックはかなりのもので、泣くこと以外に何も出来なかった
19 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:48:42 ID:CFHDqKUf7
それから俺に残されたのは、ただ苦痛の日々だった
仕事中の上司のパワハラは更にエスカレートしていった
それでも必死に耐えて仕事をしていた
家に帰れば抜け殻のように呆然としていた
体重もどんどん落ちて行った
それでも生活のために仕事に行き続けた
しかし、そんなある日、いつものように上司から罵倒されていると、その上司が怒鳴って来た
『お前がそんなにダメだから、女を取られるんだよ』
たぶん、噂か何かで聞いたんだと思う
それを言われた瞬間、俺の中で何かが切れた
そして、咄嗟にその上司の顔を思い切り殴った
>>次のページへ続く
3 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)20:30:19 ID:CFHDqKUf7
俺の家は田舎の農家
何も楽しみもない地域だったけど、近所同士は相当仲が良かった
当然 隣同士の家なら、自然と家族単位の付き合いになっていた
そして俺の家の隣には、同い年の女の子のA子がいた
A子とは 小さいころからの知り合いだった
ていうのも、俺とA子の両親、祖父母とも凄く仲がよかった
お互いの家に遊びに行ったり、一緒に食事したりしていたから、自然とA子と過ごしていた
A子はスゴク大人しい子だった
基本的に『うん』しか言わないし、何か冗談を言えば すぐに泣いてしまう子だった
それでも子供の自分は特に何も蟠りを感じることもなく、普通に遊んでいた
6 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)20:35:51 ID:CFHDqKUf7
小学生になっても 二人の関係は変わらなかった
どちらかともなく家に行き、適当に遊んでいた
家族ぐるみの付き合いだったから、頻繁に飯も一緒に食べた
そんな関係だった両家族だったけど、小学3年の時にA子の母親が病気で他界した
それからA子は、前にも増して暗くて泣きやすくなった
両親からも、A子の父親からも『出来るだけA子と遊んでほしい』と言われて、俺も子供ながらに出来る限りA子を遊びに連れてった
最初の方は この世の終わりのような顔をしてたA子も、徐々に元のA子に戻って行った
7 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:01:30 ID:CFHDqKUf7
そっからA子は俺に付いて行くようになった
川に釣りに行けば一緒に行って、釣るわけでもないのに付いてきた
山に行けば体力ないのに息を切らしながらついてきた
俺が一方的に どうでもいい話をして、ただひたすらA子は それを聞いていた
そして小学校6年の時、いつものようにA子とA子の父祖父母が俺の家に来て、一緒にご飯を食べていた
そしたら、俺の父とA子の父が一緒に遊ぶ俺とA子を見て、『俺とA子は仲がいいな。そのまま結婚してしまったらどうだ』とか言ってきた
それを聞いた両祖父母も賛成
俺は何だか すごく恥ずかしくなって全力で拒否したけど、両親がA子に『俺と結婚してくれるか?』と聞いたら、A子は恥ずかしそうにしながらも『俺くんがいいなら』と言ってしまった
そこで俺を放置して、両家族は大盛り上がりして、その日は祝賀会という名の飲み会となった
もちろん、小学生に将来の約束を本気でしてたとは思ってない
そうなれば いいな的な感じだった
それでも俺は凄く恥ずかしかったし、A子も下を向いたまま動かなくなっていた
8 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:05:23 ID:CFHDqKUf7
それから中学に上がると、A子は益々俺の後を付いてくるようになった
性格は変わらず、とても物静かだった
メガネをかけて とても地味な風貌だった
俺も戸惑いながらも、幼馴染ということもあり、A子と普段通りに接していた
中学の時に、何度かA子に聞いてみた
『あの結婚の話、本気にしてないよな?』的なこと
その度にA子は顔を赤くして俯くだけだった
そん時は、もしかして本気にしてる?とは思ったけど、どうせ大きくなったら どうでもよくなるだろと楽観視していた
9 :争名指無しさ又ん :言2014/04/14(月詞)21:07:41 ID:vhWotvUHi
釣祝りか化本祥当父か五分掘からん漠が幼範馴染か…
羨まし濯い寛…
10 :爆名奪無木し泉さん :楽2014/04/14(月Y)21:09:09 ID:WluNd3U2a
A子が美人銃では対な哀いって風こ久と凹に凹リ析アリ革ティを前感巨じる託
11 :恨ダ栽メ男胃◆申n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:12:53 ID:CFHDqKUf7
ところが、衰高校に宵なって衝もP、A子盆は俺釣と所同じ高刀校併に進学して勲き滞た
A譜子栓は七体育以悩外灰は6 と孤て尽も脹成帰績背が軽良閣か香っ窓た顔
そ娘れ参にス比べ連て俺しは等 ろ感く庶に勉砲強もしてな載かっ虚た油から成船績氷は悪く、何紺とか耐底辺還の鼻県技立高校口に進学脂した
A子真は格段賜に上打の春高校に行束けた雄は南ず諮な干のに冊、部先h生の反対快を興押し密切っ玉て舗俺軽の行く高校に扶入学し謹た
でも当杉時詐の忌俺済にし柱て待みれば集、何だか剰妙紹に文腹立たし敏かっ安た
俺雑が必宅死にネ自棺分な互りに寛勉強灰して員高寂校維にや励っ施と河受か績った迫の沼に庁、A態子は普惑段輸通りに許してい魚て合両格しAたことが悔し推かっyた保
もちろんそ紛れは普羅段オか戯ら勉女強して幼なか飯っ株た俺の終せ澄い代だ彰った昼
本当に礁しょうsも群ないプラrイ愉ド援だ維った
で根も、痘当時刷の俺生は そ遣れ甘が殺と僕て后も気に触ってい以た
高校でも誠俺に平しょっ杉ち汁ゅなうついて来て因て享、時々弓冷Wやか耳さ金れもし喫た
当時の多絡感見な思俺極には症 それが素耐え相ら故れなか潔っ陶た
A臨子靴がい稲るからと沸いう理メ由で誰も胴女の子が話しかけて来献なか陥っ追た騒
A災子2は驚幼画馴?染戸と降はいえ寸、s俺掃だっ取て他の非女の尾子と話康したあかっ芸たし払、友達も騒A子が蚊い成るか右ら伺と崩色軽々遠慮侯して右いるとこ怠ろもあ程った栽
とても窮屈補な気納分寧だっ飛た
12 :遷名興無し惨さ貞ん駐 :頻2014/04/14(月症)21:17:52 ID:hMwe8v9oc
お帝前が態他本の農女の子彩に改話しかけ厳られ他な収かった浦のは空A子整の大せ限い准じゃなく期ね?
別掛に課彼女雇い最よ優うが紛普通陣に来たり話命したりする腸だろ
13 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:23:18 ID:CFHDqKUf7
>>12
もちろんそうだったと思う
でも、当時の俺は全部A子のせいにしてしまったんだよ
そして高校2年の途中で、俺は学校帰りにとうとうA子を責めてしまった
『いちいち俺の後をついてくるな』
『お前のせいでいつも恥ずかしい思いをしている』
『小学校の時に適当に親が言ったことを守ってバカじゃないのか』
そんなことを怒鳴りつけた
A子は涙を流しながら『ごめんなさい』と言っていた
今考えれば、俺は最低だった
頭のよくない高校に、優等生のA子は学校では浮いていた
俺以外に友達もほとんどいないし、色々不安だったと思う
それなのに俺はA子を拒絶して、罵倒して、突き離した
本当に最低だったと思う
だけど、当時の俺は そんなことなんて考えもしなかった
ただ自由な生活が欲しかった
それを聞いた両親にも責められた
A子の父親にも責められたし、A子の年の離れた兄にも責められた
それがとても歯痒かったし、頭に来たから俺も いつも言い返して口論になっていた
その度にA子は俺に謝っていたけど、その姿すらも癪に触った
それから、俺とA子は疎遠になった
ていうよりも、俺が一方的にA子を無視していた
そして、高校卒業と同時に、親と喧嘩別れのような状態で家を飛び出した
A子は最後に俺に何かを言おうとしてたけど、俺はそんなこと聞く耳なんて持たなかった
とにかく そこの暮らしの全部が最悪に思えていた
だから、離れた都会で一人暮らしをして、高校の時の友人のツテで仕事に就いた
14 :名無しさん :2014/04/14(月)21:27:04 ID:csJ89hhqW
ふむふむ
15 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:28:31 ID:CFHDqKUf7
一人暮らしを始めたら、それは とても自由な生活だった
誰にも文句を言われることもない
仕事にさえ行けば、好きな時間に眠れて、休みの日には好きなことが出来た
それまで抑え付けられていた色々なことを、一気に吐き出した
女とも遊んだ
男友達ともバカやった
酒を毎日飲んで、ギャンブルもして、タバコも吹かしていた
そして友人の紹介で、彼女まで出来た
彼女に夢中になった俺は、毎日メールやらでやり取りをして、遊びに行って、飲んで騒いで、サルみたいにセクロスした
毎日が自由だった
とても満ち足りた生活だった
17 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:36:09 ID:CFHDqKUf7
そんな荒れた生活を続けていた俺は、いつの間にか24歳になっていた
そしてその年の春、会社に新しい上司が来た
俺の直属の上司だった
だけどこの男が、まるでパワハラの塊のような男だった
十分な量の仕事を捌いていたのに、『仕事が遅い。使えない奴』と罵られた
ほんのちょっとしたミスでも、『こんなミスをするのは考えられない。辞めてしまえ』と怒鳴られた
その上司は、普段はとてもいい人面をする奴だったから、周囲の評価は凄くよかった
でも、一度俺と二人になれば、毎日基地外のように罵倒してきた
俺は必死に耐えていた
その上司は、上の方には これでもかと言わんばかりに媚を売っていたから気に入られていて、俺が何を言っても掻き消されることは分かっていた
精神的にまいっていた俺の唯一の救いは、最愛の彼女だった
彼女は俺を毎日励ましてくれていた
だから俺も思う存分それに甘えていた
そんなある日、俺が家に帰ると、彼女が俺に仕事を紹介してくれた友人と浮気していた
18 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:42:03 ID:CFHDqKUf7
その友人は、俺の中では親友だった
仕事の愚痴も言い合って、一緒にバカやって、一生の友達だと俺は思っていた
彼女には、心底ホレていた
結婚することも考え始めていたし、幸せにしようとか思っていt
そんな親友と、俺の最愛の彼女が、ベッドの上で裸で激しく抱き合っていた
当然俺は激怒して、二人を問い詰めた
でも二人は、まるで開き直ったかのような態度をとった
友人だった男は、『彼女を引き留められなかったお前が悪い』と言ってきた
彼女だった女は、『アンタと一緒にいても全く面白くないし、セクロスも友達の方がずっと上手い』と言ってきた
そして、二人はニヤニヤ笑いながら、『俺達、今日から付き合うから』と言って部屋から出て行った
俺は一人残された部屋で泣いた
でも、泣くことしか出来なかった
俺は一度に、親友と彼女を失ってしまった
そのショックはかなりのもので、泣くこと以外に何も出来なかった
19 :ダメ男◆n8dlh1jn0FWE :2014/04/14(月)21:48:42 ID:CFHDqKUf7
それから俺に残されたのは、ただ苦痛の日々だった
仕事中の上司のパワハラは更にエスカレートしていった
それでも必死に耐えて仕事をしていた
家に帰れば抜け殻のように呆然としていた
体重もどんどん落ちて行った
それでも生活のために仕事に行き続けた
しかし、そんなある日、いつものように上司から罵倒されていると、その上司が怒鳴って来た
『お前がそんなにダメだから、女を取られるんだよ』
たぶん、噂か何かで聞いたんだと思う
それを言われた瞬間、俺の中で何かが切れた
そして、咄嗟にその上司の顔を思い切り殴った
>>次のページへ続く
\ シェアする /
関連記事
-
先生を好きになった話
-
ギフテッドの彼女と付き合ってた話
-
今度 中学の頃の先生と飲みに行くんだけど
-
大学時代に親友に乗り換えた彼女。そいつらと関係を切らずに続けてた結果
-
会社の後輩がエロ彼女にクラスチェンジ
-
「今週妻が浮気します」のまとめ
-
彼女から理不尽にキレられたんだが
-
クラスのヤンキーっぽい女子に告られたんだけど
-
不倫・セフレが始まるきっかけになった出来事
-
寝取られて得た最高の宝
-
彼女が俺以外の男女で一泊温泉旅行に行くと言い出したんだが
-
職場の好きな子に告白したんだが、ある理由で撃沈
-
幼少より恋人を作る努力・勉強を重ねてきた成果を語る
-
バレンタインデーが原因で女子に嫌われた話をする
-
自分がセフレだった事が発覚
-
彼女が浮気してたorz携帯みちまった。ノーパンで会いに行ってた。
-
嫁の浮気を黙認し続けた結果
-
おばさんをセックスで快楽堕ちさせたかったけど完全敗北した
-
【悲報】俺(26)さん、性欲に負けて女上司(31)にスキンなしで致してしまい絶望
-
たまにカップル板のコピペ読みたくなるよな?
-
女の子からは、いい人止まりなんだけどどうすりゃいいの(´д⊂)
-
嫁が結婚式の直前に身体を許した驚愕の相手
-
腐女子の先輩が美女になっていたんだが
-
人生何が起きるかわからない、というような事が起きた
-
大家のおばさんを口説いてセックスまでいったんだが
-
飲み会後の雑魚寝中に彼女がされてたこと
-
現実の嫁
-
妻が夜の営み後に突然泣き出したんだが
-
幼馴染とのSEX
-
不倫のきっかけは
-