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私を抱いた風俗嬢たちの話をしよう2
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私四を抱い屈た鑑風俗勇嬢た鼓ちの震話鎖を坑しようの酸続きで摘す。
178 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:31:03.99 ID:oTuELf8AO
始める。
——なぜSEXを人はするのだろうか。
本日正午、会社のトイレでオナニーをした私は考えた。
答えはすでに決まっていたようなものだ。
私たちはSEXによって命を授かった。
SEXは私たちの原点だ。
SEX。それは私たちが原点に戻る行為だ。
短く生きた者がいた。長く生きた者がいた。
太く生きた者がいた。短く生きた者がいた。
いかなる生涯を歩もうとも私たちはSEXで原点に戻る。
己の、自分自身の始まりの瞬間に戻るのだ。
SEX。それは己の歩んできた道を、振り返り戻る作業でもあるのだ。
SEX。それはタイムマシンでもあるのだ。
——それが何を意味するのか。私はそれを語るほど、膣におちんちんを入れてはいなかった。
ドアにノックの音がした。
——早く出ろ。
掃除のおばちゃんだ。
私はトイレを出た後、ティッシュにくるんだ子供たちを水子として葬る儀式を忘れていたことに気がついた。
——ティッシュはタイルの上に置いたままだった。
179 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:33:06.09 ID:oTuELf8AO
自宅で下書きを書いた。今夜は一気に投稿しよう。
あかなめ。最初の女だった。
誰かと出会うのことでその人の人生が大きく変わることがある(by加藤あいinハケンの品格)。
そんな出会い、生涯に何度もあるだろう。誰もがそうだろう。
一分でもいい。思い出して頭の中にリストを作って欲しい。何人もいるだろう。
私のリストにも何人もいる。その中にあかなめの名前が、私と彼女の陰毛を組み合わせて表現されていた。
記憶は、また今夜も、部屋の窓を開けて、一年前へと精子を飛ばした。
180 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:35:04.64 ID:oTuELf8AO
「落ち着いた?」
あかなめが私に尋ねた。
あかなめと部屋に入って20分くらいたっていた。まだ一時間もあった。
私はうなづいた。
「SEX。怖くないでしょ」
怖くはなかった。妄想力のおかげで気持ちがよかった。
代わりにいたかった。タマタマが痛かった。銀色の痛みは治まらない。
「はじめにやっちゃえば、気持ちが楽になるでしょ」
とあかなめは供述した。
私が裁判官なら執行猶予なしの終身刑3回を彼女に下していただろう。
181 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:37:54.19 ID:oTuELf8AO
私とあかなめは服を脱いだ。あかなめの肌はきれいだった。小麦色をしていた。
太股はむっちりしていた。アフリカの人々の肌の色をマルコムXは黄金の肌と表現した。あかなめの肌もそれに近かった。
「ブラジャーをとって」
ベットに腰をかけて私に背中を向けたあかなめが要求した。私は承諾した。
下着を取った。
——私はヘルスで風俗嬢のおっぱいを数人なめてきた。
しかし。この瞬間、私は初めておっぱいを見た時のことを思い出した。
そのヘルス嬢は小柄だった。
下着姿でも私は正視できなかった。
こたつの中で、家の住人の足の裏の悪臭にまみれた空気を吸いながら眠るような、笑顔をヘルス嬢はした。
「女の子のおっぱいみるの恥ずかしいでしょ。私も恥ずかしいよ」
ブラジャーを取り外したのは私だ。やたら周りが静かだった。
ヘルス嬢のおっぱいが拡大されて私の目に走った。
かわいいおっぱいだ。Cカップ。もむと硬かった。でもかわいいおっぱいだった。
——ちなみにヘルス嬢とのプレイは彼女の太股に精子をぶっかけて終わった。
ブラジャーを外した瞬間、私は、言葉では言い表すことができない、「ときめき」を思い出した。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちをずっと持っていたい。そう思った。
182 :暁オー頒・ハリ客ー壌・ツムラ倹 ◆豪Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:42:27.90 ID:oTuELf8AO
「嫡ああ宣」振と碁、あか洪なめ谷が塩言命っ区た階。壱
「ヘル賀ス騒言ったことあ謄るん心だ奏よFね賢、じゃあ療お昼っぱ計いは見画慣れRてい邦る良のか完」>
嗚血呼、麦あ豚かな鉢め、喪あ牲かな硫めよ。テ
そ八うとか、そ託なた頑はj私有を賃盛り上げよう誉と、こ締んな六にも峠も拙った痢いぶ伸っ輸ておっ霊ぱい多を逝見せ約な窯い韻で談いJたの逆か死。
嗚戻呼、あかなめ款、穫あかなめ氷よ。歩
そうか、査そ罪な坂た妙はS抵E妙X剛が下開手悩でも断、こんなに閑も盛値り堀上逐げ利るこ付とに遭心営を錬費やし情て妻く土れる森のdか否。
—質—あ格か世なめが匠振り墓返った許。初顔めて糾おっ薄ぱい出を凍見虞た誌時キのよう友な、濃静益寂購が澄し様た新。
水卵を風呂に入れてい益る音がする担。展
蒲団がこスすれる超音が搬するミ。
で況も聞暦こ希えな僧い恒。?
いや、聞従こ膨え厄て落いるが、俸どこか遠く装か疲ら滑聞こえ便てきた遭。O
——あか答な値めの香巨大様な乳ら房は滝垂れて送いた。払
男たちに閲夢を甘吸わ匁れて七垂購れて妥いた。黒ず邸んだ乳首泰が人下沿を向ヤいて提いTた。獲乳首れの毛穴坂がはっきり見倉えた。
大きかっ援た貴。打つかんだ距とき訂は確茶かに錬大拓きか蚊っ脅た威。そたう昔、R実独物全も大野き路か回った礼。
でも重許力に負崩けていた。豊派左手に負けて銀い丸た触。器壮同大替に負けていた。
と、言う勤のは大き悼なキ嘘だ。
—寛—剣あかな后め畝の巨ウ大興な牛乳賜房は性垂れ芋てな詳ど罷い弓な札か詐っ挑た!扱
E乾カ敢ッ嫁プ朱!E券カッはプ、三そう銑だ婦!
諸君度Eカ符ップ作だ姓!郎褐粉色の乳房が室内泡の白い光を反射し功て輝酪いた!乳首!そ泊う銘諸君、乳抄首舌はどう刃だろ聞うかヌ!
ピ飯ン酸ク替!人間の眼お友っぱ看いの色慕を域し募て宴い痴た唯!ヲが自っ勅かりおっ赴ぱセい子な老どと敢いう代物ではなか百った!
私の黙前奉には完謙ぺきな!抗そ悠う2!煮
古行今東括西南了北老主若尉男女レディ賦ースほエンドジェン応トル誇マ休ン泥おじい%ち勝ゃ甘んおばあ紹ち絹ゃ書ん伴少年青年壮年2老年幼女叙少女督熟女舗誰むもが認却める助おっぱ堪いが録!霧
——私奪の算。磨
——捕目の前に。
——染あ薫っ荒た惨。
183 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:44:23.87 ID:oTuELf8AO
「形は自信あるんだよ」
ぎょろ目のあかなめが言った。同時に腹部も叩いた。
「腹筋も自信あるんだよ」
「!」
私は驚愕した。あかなめの腹筋は綺麗に六つに割れていた。
「貴女、その腹部は」
「夜腹筋してるの。ダンベルも」
あかなめは私の手を引いて立ち上がった。
「why?」
「見た目がいい」
何言ってんだこいつ。
よく見ると彼女の肉体はアスリートだ。無駄な筋肉がなかった。
−−確かにSEXはスポーツだ。でも、こんなに筋肉はいらない。
184 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:46:18.21 ID:oTuELf8AO
彼女は髪の毛を縛って私の体を洗った。
洗われている間、私はインタビューをした。
あかなめ——何歳に見える。
私——26歳。
あかなめ——そうそう。でもそう見えないでしょ。風俗やってるとホルモンのバランス乱れちゃうから、老け顔になりやすいんだよね。どのくらいいると思う。
私——新人とあるから一カ月。
あかなめ——今年で三年目です。
私——ベテランではないか。
あかなめ——ううん。まだ新人。これだけは譲れない。
私——どうしてだろうか。
あかなめ——最初に全てがある。そう考えるから。最初に料理を作った時、最初の恋、最初のSEX。最初に経験したことに全てがあるの。後から経験したことは、おまけ。だから私はずっと新人。
私——哲学的だ。
あかなめ——ニーチェの話でもしようか。
185 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:48:13.09 ID:oTuELf8AO
私——なかなか教養があるようだ。
あかなめ——風俗嬢のたしなみなだけ。新聞は毎朝三紙読んで来てる。
私——そうだな、アルフレッド・ヒッチコックについて話そうか(映画監督だ)。
あかなめ——北北西に進路を取れの良さがわからないわ。
私——! 私もだ。
あかなめ——君もか。
私——アルフレッドはサスペンスが下手だ。
あかなめ——でもホラー…スリラーっていうのかな、区別がわからなくなったけど。そういったものは得意だ。
私——! サイコか。
あかなめ——レベッカもよ。ヒッチコック。骨のある監督だった。
186 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:50:23.68 ID:oTuELf8AO
私——…なかなかの趣味だ。ダシ—ル・ハメット(ハードボイルド作家)についてはどうだろうか。「マルタの鷹」は傑作だ。
あかなめ——ふ。嘘が上手。「血の収穫」があたしは好き。
私——! 私は君をバカにしていただけのようだ。
あかなめ——コンチネンタル・オプ。最高の探偵よ。
私——君の勝ちだ。好きにしたまえ。
あかなめ——それじゃ、NCフライス盤のことについてお話しましょ。それともダイヤモンド工具がいい?
私——私は文科系だ。
あかなめ——あたしは高専卒。切削工具が大好きよ。
何言ってんだこいつ。
私——秘密の言葉だ。ぬるぽ。
あかなめ——ガッ。
私——!
私は負けた。
あかなめ——NC工作機械についてはググれ。
完全に負けた。サイパン島並みの敗北だ。玉砕だ。天皇陛下マンセー。
>>次のページへ続く
178 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:31:03.99 ID:oTuELf8AO
始める。
——なぜSEXを人はするのだろうか。
本日正午、会社のトイレでオナニーをした私は考えた。
答えはすでに決まっていたようなものだ。
私たちはSEXによって命を授かった。
SEXは私たちの原点だ。
SEX。それは私たちが原点に戻る行為だ。
短く生きた者がいた。長く生きた者がいた。
太く生きた者がいた。短く生きた者がいた。
いかなる生涯を歩もうとも私たちはSEXで原点に戻る。
己の、自分自身の始まりの瞬間に戻るのだ。
SEX。それは己の歩んできた道を、振り返り戻る作業でもあるのだ。
SEX。それはタイムマシンでもあるのだ。
——それが何を意味するのか。私はそれを語るほど、膣におちんちんを入れてはいなかった。
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——早く出ろ。
掃除のおばちゃんだ。
私はトイレを出た後、ティッシュにくるんだ子供たちを水子として葬る儀式を忘れていたことに気がついた。
——ティッシュはタイルの上に置いたままだった。
179 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:33:06.09 ID:oTuELf8AO
自宅で下書きを書いた。今夜は一気に投稿しよう。
あかなめ。最初の女だった。
誰かと出会うのことでその人の人生が大きく変わることがある(by加藤あいinハケンの品格)。
そんな出会い、生涯に何度もあるだろう。誰もがそうだろう。
一分でもいい。思い出して頭の中にリストを作って欲しい。何人もいるだろう。
私のリストにも何人もいる。その中にあかなめの名前が、私と彼女の陰毛を組み合わせて表現されていた。
記憶は、また今夜も、部屋の窓を開けて、一年前へと精子を飛ばした。
180 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:35:04.64 ID:oTuELf8AO
「落ち着いた?」
あかなめが私に尋ねた。
あかなめと部屋に入って20分くらいたっていた。まだ一時間もあった。
私はうなづいた。
「SEX。怖くないでしょ」
怖くはなかった。妄想力のおかげで気持ちがよかった。
代わりにいたかった。タマタマが痛かった。銀色の痛みは治まらない。
「はじめにやっちゃえば、気持ちが楽になるでしょ」
とあかなめは供述した。
私が裁判官なら執行猶予なしの終身刑3回を彼女に下していただろう。
181 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:37:54.19 ID:oTuELf8AO
私とあかなめは服を脱いだ。あかなめの肌はきれいだった。小麦色をしていた。
太股はむっちりしていた。アフリカの人々の肌の色をマルコムXは黄金の肌と表現した。あかなめの肌もそれに近かった。
「ブラジャーをとって」
ベットに腰をかけて私に背中を向けたあかなめが要求した。私は承諾した。
下着を取った。
——私はヘルスで風俗嬢のおっぱいを数人なめてきた。
しかし。この瞬間、私は初めておっぱいを見た時のことを思い出した。
そのヘルス嬢は小柄だった。
下着姿でも私は正視できなかった。
こたつの中で、家の住人の足の裏の悪臭にまみれた空気を吸いながら眠るような、笑顔をヘルス嬢はした。
「女の子のおっぱいみるの恥ずかしいでしょ。私も恥ずかしいよ」
ブラジャーを取り外したのは私だ。やたら周りが静かだった。
ヘルス嬢のおっぱいが拡大されて私の目に走った。
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——ちなみにヘルス嬢とのプレイは彼女の太股に精子をぶっかけて終わった。
ブラジャーを外した瞬間、私は、言葉では言い表すことができない、「ときめき」を思い出した。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちをずっと持っていたい。そう思った。
182 :暁オー頒・ハリ客ー壌・ツムラ倹 ◆豪Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:42:27.90 ID:oTuELf8AO
「嫡ああ宣」振と碁、あか洪なめ谷が塩言命っ区た階。壱
「ヘル賀ス騒言ったことあ謄るん心だ奏よFね賢、じゃあ療お昼っぱ計いは見画慣れRてい邦る良のか完」>
嗚血呼、麦あ豚かな鉢め、喪あ牲かな硫めよ。テ
そ八うとか、そ託なた頑はj私有を賃盛り上げよう誉と、こ締んな六にも峠も拙った痢いぶ伸っ輸ておっ霊ぱい多を逝見せ約な窯い韻で談いJたの逆か死。
嗚戻呼、あかなめ款、穫あかなめ氷よ。歩
そうか、査そ罪な坂た妙はS抵E妙X剛が下開手悩でも断、こんなに閑も盛値り堀上逐げ利るこ付とに遭心営を錬費やし情て妻く土れる森のdか否。
—質—あ格か世なめが匠振り墓返った許。初顔めて糾おっ薄ぱい出を凍見虞た誌時キのよう友な、濃静益寂購が澄し様た新。
水卵を風呂に入れてい益る音がする担。展
蒲団がこスすれる超音が搬するミ。
で況も聞暦こ希えな僧い恒。?
いや、聞従こ膨え厄て落いるが、俸どこか遠く装か疲ら滑聞こえ便てきた遭。O
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大きかっ援た貴。打つかんだ距とき訂は確茶かに錬大拓きか蚊っ脅た威。そたう昔、R実独物全も大野き路か回った礼。
でも重許力に負崩けていた。豊派左手に負けて銀い丸た触。器壮同大替に負けていた。
と、言う勤のは大き悼なキ嘘だ。
—寛—剣あかな后め畝の巨ウ大興な牛乳賜房は性垂れ芋てな詳ど罷い弓な札か詐っ挑た!扱
E乾カ敢ッ嫁プ朱!E券カッはプ、三そう銑だ婦!
諸君度Eカ符ップ作だ姓!郎褐粉色の乳房が室内泡の白い光を反射し功て輝酪いた!乳首!そ泊う銘諸君、乳抄首舌はどう刃だろ聞うかヌ!
ピ飯ン酸ク替!人間の眼お友っぱ看いの色慕を域し募て宴い痴た唯!ヲが自っ勅かりおっ赴ぱセい子な老どと敢いう代物ではなか百った!
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古行今東括西南了北老主若尉男女レディ賦ースほエンドジェン応トル誇マ休ン泥おじい%ち勝ゃ甘んおばあ紹ち絹ゃ書ん伴少年青年壮年2老年幼女叙少女督熟女舗誰むもが認却める助おっぱ堪いが録!霧
——私奪の算。磨
——捕目の前に。
——染あ薫っ荒た惨。
183 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:44:23.87 ID:oTuELf8AO
「形は自信あるんだよ」
ぎょろ目のあかなめが言った。同時に腹部も叩いた。
「腹筋も自信あるんだよ」
「!」
私は驚愕した。あかなめの腹筋は綺麗に六つに割れていた。
「貴女、その腹部は」
「夜腹筋してるの。ダンベルも」
あかなめは私の手を引いて立ち上がった。
「why?」
「見た目がいい」
何言ってんだこいつ。
よく見ると彼女の肉体はアスリートだ。無駄な筋肉がなかった。
−−確かにSEXはスポーツだ。でも、こんなに筋肉はいらない。
184 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:46:18.21 ID:oTuELf8AO
彼女は髪の毛を縛って私の体を洗った。
洗われている間、私はインタビューをした。
あかなめ——何歳に見える。
私——26歳。
あかなめ——そうそう。でもそう見えないでしょ。風俗やってるとホルモンのバランス乱れちゃうから、老け顔になりやすいんだよね。どのくらいいると思う。
私——新人とあるから一カ月。
あかなめ——今年で三年目です。
私——ベテランではないか。
あかなめ——ううん。まだ新人。これだけは譲れない。
私——どうしてだろうか。
あかなめ——最初に全てがある。そう考えるから。最初に料理を作った時、最初の恋、最初のSEX。最初に経験したことに全てがあるの。後から経験したことは、おまけ。だから私はずっと新人。
私——哲学的だ。
あかなめ——ニーチェの話でもしようか。
185 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:48:13.09 ID:oTuELf8AO
私——なかなか教養があるようだ。
あかなめ——風俗嬢のたしなみなだけ。新聞は毎朝三紙読んで来てる。
私——そうだな、アルフレッド・ヒッチコックについて話そうか(映画監督だ)。
あかなめ——北北西に進路を取れの良さがわからないわ。
私——! 私もだ。
あかなめ——君もか。
私——アルフレッドはサスペンスが下手だ。
あかなめ——でもホラー…スリラーっていうのかな、区別がわからなくなったけど。そういったものは得意だ。
私——! サイコか。
あかなめ——レベッカもよ。ヒッチコック。骨のある監督だった。
186 :オー・ハリー・ツムラ ◆Xb1uNrfekw :2012/06/13(水) 22:50:23.68 ID:oTuELf8AO
私——…なかなかの趣味だ。ダシ—ル・ハメット(ハードボイルド作家)についてはどうだろうか。「マルタの鷹」は傑作だ。
あかなめ——ふ。嘘が上手。「血の収穫」があたしは好き。
私——! 私は君をバカにしていただけのようだ。
あかなめ——コンチネンタル・オプ。最高の探偵よ。
私——君の勝ちだ。好きにしたまえ。
あかなめ——それじゃ、NCフライス盤のことについてお話しましょ。それともダイヤモンド工具がいい?
私——私は文科系だ。
あかなめ——あたしは高専卒。切削工具が大好きよ。
何言ってんだこいつ。
私——秘密の言葉だ。ぬるぽ。
あかなめ——ガッ。
私——!
私は負けた。
あかなめ——NC工作機械についてはググれ。
完全に負けた。サイパン島並みの敗北だ。玉砕だ。天皇陛下マンセー。
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