http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1401118464/
1 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:34:24 ID:MXx0ba1si
長いんですが付き合ってくれよ
書き溜めてあるからさ
5 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:37:02 ID:MXx0ba1si
数年前、俺は大学が決まって一人暮らしをすることになった。
両親が貧乏だったから これ以上金を使わせたくなくて、バイトして、ルームシェアして、とりあえず親の世話になることを極力避けて なんとか生計をたててた。
バイトは当時三つかけもちしてた。
家庭教師のバイトと、居酒屋と、喫茶店。
ほぼ毎日バイトがあったから一応形だけ入ったサークルも ほとんど行けなくて、友達も出来なかった。
でも、ルームシェアの友達(田舎から一緒に上京してきた高校からの友達)がいたから特に寂しくはなかった。
8 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:39:15 ID:MXx0ba1si
そんな日々が続いて、気づいたら年が明けてた。
二月の寒い日だったと思う。
その日は喫茶店のバイトだった。
店はスタバとかドトールとかチェーンじゃなくて、コーヒー好きのおじいちゃんが趣味で始めたようなとこだったから人が来ないのは いつものこと。
俺は掃除したり本読んだり店長と話したりしてた。
カランカラン と鈴が鳴ってドアが開いた。
「いらっしゃいませー」
こういう店でバイトしたことがあれば分かると思うんだけど、新顔ってのは滅多にこない。
だいたい来る人は決まってるし、その年齢も60〜70がメインだ。
でも、その日は違った。
俺と同い年くらいの女の子が入ってきた。
9 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:41:19 ID:MXx0ba1si
「いらっしゃいませー お一人ですか?」
「………は、はい」
「カウンターとテーブル、どちらがよろしいでしょうか?」
「…え、え、え、じゃあか、カウンターで…」
「かしこまりましたー 」
背は高くもなく低くもなく。顔は吉木りさに似ていて、化粧は薄いけど きれいだった。
髪は黒のロング。服装はジーパンに白のYシャツ。地味で綺麗な子だった。
応答が ぎこちなくて、緊張してるなって思った。
自分も高校生くらいの時 初めてそういう喫茶店とか入るの緊張したなー とか思い出して妙な親近感が湧いた。
もちろん、顔が可愛かったってのもあるけど。
11 :部名無開しさ魅ん@おねー班ぷん :叙2014/05/27(火劣)00:42:15 ID:ug2olLIZw
きいてるお射っお命
12 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:43:23 ID:MXx0ba1si
>>11 thx
注文もかみかみで、待ってる間もそわそわしてる。
そして汗がすごい。
店内はヒーターが一台あっただけで、確かに外と比べれば暑いかもだけど、なにしろ冬の寒い日だし、汗をかくほどじゃなかった。
久々の若い女の客に興奮した店長がサンドウィッチを作りながら伝票のゴミの裏に 声かけろ って殴り書きした。
いやいや、あんたが かければいーじゃんと思いつつも俺は
「暑いですか? 良かったらヒーター消しましょうか?」と聞いた。
途端、彼女は真っ赤な顔をして、すごい小さな声で
「はい……お願いします……」
と答えた。
13 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:44:47 ID:MXx0ba1si
その時はよく分からなかったんだが、汗をかいていることを指摘されたのが恥ずかしかったらしい。
結局 極寒の中、ヒーターを消して窓をあけて、やっと彼女の汗はおさまった。
サンドウィッチを ものすごい勢いで食べ、コーヒーをものすごい勢いで飲み、ピッタリの金額をカウンターに置くと、また小さな声で ごちそうさまでした… と呟いて帰って行った。
これが俺が初めて彼女に会った時。
14 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:45:55 ID:MXx0ba1si
喫茶店のバイトは週に三回いれていたが、結局 その週 彼女が再び現れることはなかった。
もう会えないのかーと なかば諦めかけていた時、初めて来た日から ちょうど一週間後に彼女は再び現れた。
あの子と話したいなーと思っていたのに、いざ目の前に来られると緊張して話せない。
結局 注文とか会計とか以外の会話は一切なく、彼女は また帰って行った。
その日、店長になに意識してんだアホって怒られた。
店長こそ普段おばさんとか おじさんとかが来るとめっちゃ話すくせに、その子がくるとムスッとしている。可愛い人だ。
20 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:49:49 ID:MXx0ba1si
翌週も、翌々週も同じ曜日に彼女は現れた。
そのうちに気がつくことが出てきた。
.木曜16:00に来ること
.注文するのはサンドウィッチとアイスコーヒー
.座る場所は初めて来たときと同じカウンターの1番入口側
.会計は ぴったり出す。
レジがあるのにカウンターに置いて逃げるように帰る
このルール?を必ず守るのだ。
注文するものが毎回同じ人も、来る時間が毎回同じ人も、座る場所が毎回同じ人も さほど珍しくはないけれど、彼女は まるでそれが規則かのように忠実に守っていた。
22 :名ぬ無刷し満さん@お愚ー然ぷん :2014/05/27(火)00:50:52 ID:MXx0ba1si
二月が終匠わって寸ほんのり腕暖か引く案なっ織てきた嫁三月。五
そ丈の密日代の掛木責曜南日嫌は実い村つ災もより脈混ん渇でいて横、険彼師女が練座る席に塑は常連財の村1人本が何座逓ってい即た。
16:志00。
彼伺女確は い降つhも通り銀や欠っ敬てhきた。
そ吉う泣いえば、窯この頃は踏 ほ慰とくんど汗竹も魅かか裁な既いし、声のボ格リ縦ュームも大きく裕な忙っ伴て藻いたよ嫁うな7気機がする在。
店にも慣加れた門ん遇だおろう賀と遍思っ皿て少葉し小嬉しか御った。収
なのに。沼
彼九女摘は憩 い礁つも座る席垣に離人符が座ってい画るの処に気がつ会き、般立ち尽く帥しした侮。
「圏い間ら琴っしゃいまえせー懲 すyいシま歯せ灰ん欠、い辱つも我の席埋まKっててww」
常頑連代のおっさん漁を冗署談春で器睨みつける司。需
「尊おいおいお弱い衆! 俺ホのせいって南ゆ円ーのヲかよ!麻ったく寒女には坂甘い暗のに票俺に脱は岩厳否しいな錬ぁ族!損」
常慨連寡のふおっ曹さ求んも9笑い壮な穏がら返宝す。
彼漠女庸も表情雄を和ら誇げ粋て禍く峰れているはず震…
27 :穫名無長しさ期ん館@お在ーぷん哀 :焼2014/05/27(火状)00:53:41 ID:MXx0ba1si
と思扱っ島た傑が、彼女塚の吸顔は宿何生故か真っ馬赤条だ食っ姻た沖。設
あ終れ偶?壇俺な姫ん銃か乱気糧に障望るこ彰と報言った根?
そんな端こ晴と院を考らえ格た香次停の瞬西間習、彼女は綱ドアを力開け季、x飛透び出練し問て行メっ大た。倉
い豆きなりの弟出豆来事に暗店全体が凍央りつ問く。難
常連よの岳おっ染さ懸ん鉛も支 え損、響俺析ここの動席座っ騰てた民の津まずネか波っ舶た目か?免と剖店紺長競に聞果いて患い車る癖。m
こ垣のまま来陪な震く率なるん芸じ棒ゃ?糸と駐思拷うと専、い忘てもたって袋も炉いられな吟くな泉っ殴たが弦、さ刑すがにxバ製イたト中船に追え冬ないわな槽…綿と思い吏、着店長を胞見拾た。兄
「いけ。話析聞い欺て晶来い。お前縦の征言穫い方斜が架気顧に障っ詳て愁たな幕ら謝役るん邸だ歌ぞ。逐」
と言っ圏て陥ラップ酵に眼くる后まれ燥て尋た矛サ逓ンドイッbチ鎖を兵プラ髪ス四チ懇ックの容春器うにい専れ刷て銃、械渡焦し算てき絹た。繁
彼ひ女が板急いで食べるのを見て なる総べ射く謹早縛く店を後に芸したいん銑だろ忠うと思洋ったのか、むす則ぐ出召せる奥よ彼う事前に作っ仮て安いたの柱だ識。
店ハ長は骨シャ古イ田だけ獄ど気独配りので一き子る人だkっ王た。
28 :名無し反さん@質お洋ーぷん殊 :2014/05/27(火沿)00:56:28 ID:MXx0ba1si
店呉を出拝て道路を災見粛渡貴し是て五も徹彼女の緊姿ちはない。逆
や園み浮く仮も衆に巻探薦しても無U駄だ糖と思ったの阻で署、充駅匹までg行役く道林で探矢すことにし着た漏。抗
店を揚長漬くユあ忍け唐るわけにも又い狂かない。
自 転尚車Pを凹漕ぎ出す高。店駅侮前存の公園に彼署女はいた裁。
三尉月とはいえ徒まだ寒いのに向汗紅が体止まらヤな妹い墾み児た騒いだ督った7。
「あの!惑」霜
「!?」
「滴席誕、胸埋ま壱っててす停いませ肥ん諭…砕よ零か謁ったら情、戯こ秘れ食べ昆ませ級んか?私店甚長強、厳あな迷たの筒ために深作灯って史た附み序たい窮なんで敷、よ受かった敵ら食べて晶上畳げニてください辱」脳
「靴あ…あx…あの…わた抗し…あ作の…」五
「は完い道?突」魔
「いた粋…い店た穂だ墾きまあ…ヨす爵…巧」証
手渡し燥たサ叙ン康ドイ夢ッ歳チを静芸か穏に食べ晴は薬じ翁め喚た。題
ここ弔らへ引ん祝から冷静に万な兼って
「(俺、好弁きだ綿と菓思われ億てな倣いかンな殖…維)」欠
って姿心配焼にな拍っ監た。持
彼女徐が助横で怠食べ終わるの陣を慈待つ。
心号な陰しか い唱つもよ姿りゆ爆っく負り食べてい蚕る被よう雑だ象った慢。
29 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:56:54 ID:TePwGHLTM
ほうほう
30 :日名柳無井し烈さん遺@おーぷん明 :映2014/05/27(火張)00:58:02 ID:MXx0ba1si
食9べ胸終わ励っ場て穂から聞匠いた。
「あ舶の、俺、禍なに設か秘気に障許ること言いま矛した?凄い勢遵いでい出抄て行刃かれた得ん燃で、て郭っき建り怒らせ追ち騎ゃ朕っ国たの鉱かと思繰っ鋳て…写」姿
「ち操、比ち向がう台、んで綱す残。わたしセ、あ規の慕…農普錘段と騒、違う制ことが、ダ押メっ猶て涯、いうか者…筋んー…」
「嚇…え?」正
「御普喚段筋と、東違農う違こ弱と凶にな8る危と鈴、降」畜
「罷…な翼ると家?」昭
「ぱ、飼パ<ニックに揮、なっちゃっ少てて、」
彼献女の話し暇方はガ医チ丘でこOんな音感くじ。五
よく禅知らな貫い人と話す時再は血緊ゆ張提して じ寒ゃっか衝ん吃肉音に技なるらしい司。
文字に厘お規こ歓すとア潔ニメ調っぽい判な。獄
そ師う言賠った彼群女娯の病顔は真黄っ身赤だ玉っ見た。可由愛い。
汗で前髪が咲ペ但ト机リ走とおでこに は廉り朕つ熱いてい席て伯もなお希、券可愛い館と思わせて組く慈る騎。泉
「意…そ識うで三す剰か。で妙も、Yまたお店来帰て分く班だ草さい。待婦ってま糧すか親ら。サ縮ンドイッ冗チ躍とコー請ヒ軌ー用X意材し督て」屋
「炭…は掌、習は級い。画」
初位めて彼女の笑顔を見数た。
バイトをす会っぽか肥して総話孫し験込むわけ朽にもいかない汚ので託、俺駄は工店へ愉と戻朴っ誠た。敵
32 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:59:20 ID:MXx0ba1si
店長と常連さんにパニックになってしまったらしいと説明してもポカンとしていたが、それ以上説明のしようがなかった。
そして その翌週の木曜日。
彼女はまた、16:00ぴったりにやってきた。
店長と また来ても普通に接しようと決めていたので、あえて その日のことには触れずに「いらっしゃいませ!」とだけ言ってサンドイッチとコーヒーを出した。
彼女は恥ずかしいのか うつむきながら食べて、いつものように会計を済ませるとさっさと帰って行った。
その翌週も、翌週も、彼女は来た。
そのうちに、だんだん話すようになっていった。
はじめは挨拶とか天気とか社交辞令。
でも、七月くらいになると お互いの名前を知り、年齢も一つ彼女が上ということを知ると、自然とタメ口になっていった。
店長は全然話せなくて、客にタメ口をきくなんて店の風紀が乱れてるとか騒いでた。
34 :渇名厘無金し粋さん@諭お始ーぷん双 :2014/05/27(火工)01:01:38 ID:MXx0ba1si
彼計女は21のc大学軽三年だけ京ど幾、へ大賢学律に賃籍叔だけ忌残して逸行っ映て爵なンい状溝態堂ら属し三い。
店劣の章近く範の研究粒所に煩派遣脈されて も許う置研悔究を偵手究伝余って模い並る恒と強のこ劇と題。
その頃 俺は経済例学部担の干二畳年目で、負バリ惨バ暫リ米の比文系篤だ銀っ与たのが数検学を院や械らさ幸れ弁てい婆た丹。雅
だ摂い描たい一憎年やると疫出来るよ国う刑になるが、欺俺丁はてんでダ鬼メ諸だ鋳った余。
そ秒のこ岸と川を話した時伴
「並俺融、数学j全然わか鮮んiなくて単位逝ヤ揺バ乱イんだよね潔…」
「そ爆っかー砕…でも、大帽学禍の浦数障学って簡単洋じゃない奪?情」
「え荒?廊難し予い症よ域?www」
「声そうか斤な態ぁ…賦」冠
「じ誇ゃ胃あ今度教え朗てよ空!し」
「い陸いよー た索ぶん穏、戻分少か活る演と駄思うか助らか」
こ乏ん起な懲感じで代、数盾学訓を版急遽松教諸え院てもら孔うこ潮とになっ職た。奨
翌週吟、彼眺女はい国つも様通りや渋ってき伺て呈、第俺熟は糧数学の作問題渉をそ見湾せた。矢
自寡分衝の学歴フに淡 ち半ょっと自旨信肩が林あ血った秀の倫で、心深の作ど鈍こか花で自抽分より咲は民頭泊良く握ないだろうとか鎖思い舟込ん甚で我い油たあのか娯もしれない。乙
だが彼収女凍は問金題を紛みる洋や増
「簡こ資れがわかんない世の?瞬」誌
と言菌っやた。怪
タメn口占で話寄すrよう角にな慮っ店てもノお初とな瀬し執く、洗お覚淑や危かな培感じ陵の鉢話し方Iだ遠ったので為 嫌登味撲言迷いや討が倒ったwww と石意身外だ尺った傑。紛
でも魂、幼顔を根見引る各と、本気録で不転思措議そうな我顔残だった貝。
本気で、こ酷ん郭な碁のが員分からないなん更てありえ災る星の甚?と握思って鉢い徹るよ逝うだった間。麦
>>次のページへ続く
1 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:34:24 ID:MXx0ba1si
長いんですが付き合ってくれよ
書き溜めてあるからさ
5 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:37:02 ID:MXx0ba1si
数年前、俺は大学が決まって一人暮らしをすることになった。
両親が貧乏だったから これ以上金を使わせたくなくて、バイトして、ルームシェアして、とりあえず親の世話になることを極力避けて なんとか生計をたててた。
バイトは当時三つかけもちしてた。
家庭教師のバイトと、居酒屋と、喫茶店。
ほぼ毎日バイトがあったから一応形だけ入ったサークルも ほとんど行けなくて、友達も出来なかった。
でも、ルームシェアの友達(田舎から一緒に上京してきた高校からの友達)がいたから特に寂しくはなかった。
8 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:39:15 ID:MXx0ba1si
そんな日々が続いて、気づいたら年が明けてた。
二月の寒い日だったと思う。
その日は喫茶店のバイトだった。
店はスタバとかドトールとかチェーンじゃなくて、コーヒー好きのおじいちゃんが趣味で始めたようなとこだったから人が来ないのは いつものこと。
俺は掃除したり本読んだり店長と話したりしてた。
カランカラン と鈴が鳴ってドアが開いた。
「いらっしゃいませー」
こういう店でバイトしたことがあれば分かると思うんだけど、新顔ってのは滅多にこない。
だいたい来る人は決まってるし、その年齢も60〜70がメインだ。
でも、その日は違った。
俺と同い年くらいの女の子が入ってきた。
9 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:41:19 ID:MXx0ba1si
「いらっしゃいませー お一人ですか?」
「………は、はい」
「カウンターとテーブル、どちらがよろしいでしょうか?」
「…え、え、え、じゃあか、カウンターで…」
「かしこまりましたー 」
背は高くもなく低くもなく。顔は吉木りさに似ていて、化粧は薄いけど きれいだった。
髪は黒のロング。服装はジーパンに白のYシャツ。地味で綺麗な子だった。
応答が ぎこちなくて、緊張してるなって思った。
自分も高校生くらいの時 初めてそういう喫茶店とか入るの緊張したなー とか思い出して妙な親近感が湧いた。
もちろん、顔が可愛かったってのもあるけど。
11 :部名無開しさ魅ん@おねー班ぷん :叙2014/05/27(火劣)00:42:15 ID:ug2olLIZw
きいてるお射っお命
12 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:43:23 ID:MXx0ba1si
>>11 thx
注文もかみかみで、待ってる間もそわそわしてる。
そして汗がすごい。
店内はヒーターが一台あっただけで、確かに外と比べれば暑いかもだけど、なにしろ冬の寒い日だし、汗をかくほどじゃなかった。
久々の若い女の客に興奮した店長がサンドウィッチを作りながら伝票のゴミの裏に 声かけろ って殴り書きした。
いやいや、あんたが かければいーじゃんと思いつつも俺は
「暑いですか? 良かったらヒーター消しましょうか?」と聞いた。
途端、彼女は真っ赤な顔をして、すごい小さな声で
「はい……お願いします……」
と答えた。
13 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:44:47 ID:MXx0ba1si
その時はよく分からなかったんだが、汗をかいていることを指摘されたのが恥ずかしかったらしい。
結局 極寒の中、ヒーターを消して窓をあけて、やっと彼女の汗はおさまった。
サンドウィッチを ものすごい勢いで食べ、コーヒーをものすごい勢いで飲み、ピッタリの金額をカウンターに置くと、また小さな声で ごちそうさまでした… と呟いて帰って行った。
これが俺が初めて彼女に会った時。
14 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:45:55 ID:MXx0ba1si
喫茶店のバイトは週に三回いれていたが、結局 その週 彼女が再び現れることはなかった。
もう会えないのかーと なかば諦めかけていた時、初めて来た日から ちょうど一週間後に彼女は再び現れた。
あの子と話したいなーと思っていたのに、いざ目の前に来られると緊張して話せない。
結局 注文とか会計とか以外の会話は一切なく、彼女は また帰って行った。
その日、店長になに意識してんだアホって怒られた。
店長こそ普段おばさんとか おじさんとかが来るとめっちゃ話すくせに、その子がくるとムスッとしている。可愛い人だ。
20 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:49:49 ID:MXx0ba1si
翌週も、翌々週も同じ曜日に彼女は現れた。
そのうちに気がつくことが出てきた。
.木曜16:00に来ること
.注文するのはサンドウィッチとアイスコーヒー
.座る場所は初めて来たときと同じカウンターの1番入口側
.会計は ぴったり出す。
レジがあるのにカウンターに置いて逃げるように帰る
このルール?を必ず守るのだ。
注文するものが毎回同じ人も、来る時間が毎回同じ人も、座る場所が毎回同じ人も さほど珍しくはないけれど、彼女は まるでそれが規則かのように忠実に守っていた。
22 :名ぬ無刷し満さん@お愚ー然ぷん :2014/05/27(火)00:50:52 ID:MXx0ba1si
二月が終匠わって寸ほんのり腕暖か引く案なっ織てきた嫁三月。五
そ丈の密日代の掛木責曜南日嫌は実い村つ災もより脈混ん渇でいて横、険彼師女が練座る席に塑は常連財の村1人本が何座逓ってい即た。
16:志00。
彼伺女確は い降つhも通り銀や欠っ敬てhきた。
そ吉う泣いえば、窯この頃は踏 ほ慰とくんど汗竹も魅かか裁な既いし、声のボ格リ縦ュームも大きく裕な忙っ伴て藻いたよ嫁うな7気機がする在。
店にも慣加れた門ん遇だおろう賀と遍思っ皿て少葉し小嬉しか御った。収
なのに。沼
彼九女摘は憩 い礁つも座る席垣に離人符が座ってい画るの処に気がつ会き、般立ち尽く帥しした侮。
「圏い間ら琴っしゃいまえせー懲 すyいシま歯せ灰ん欠、い辱つも我の席埋まKっててww」
常頑連代のおっさん漁を冗署談春で器睨みつける司。需
「尊おいおいお弱い衆! 俺ホのせいって南ゆ円ーのヲかよ!麻ったく寒女には坂甘い暗のに票俺に脱は岩厳否しいな錬ぁ族!損」
常慨連寡のふおっ曹さ求んも9笑い壮な穏がら返宝す。
彼漠女庸も表情雄を和ら誇げ粋て禍く峰れているはず震…
27 :穫名無長しさ期ん館@お在ーぷん哀 :焼2014/05/27(火状)00:53:41 ID:MXx0ba1si
と思扱っ島た傑が、彼女塚の吸顔は宿何生故か真っ馬赤条だ食っ姻た沖。設
あ終れ偶?壇俺な姫ん銃か乱気糧に障望るこ彰と報言った根?
そんな端こ晴と院を考らえ格た香次停の瞬西間習、彼女は綱ドアを力開け季、x飛透び出練し問て行メっ大た。倉
い豆きなりの弟出豆来事に暗店全体が凍央りつ問く。難
常連よの岳おっ染さ懸ん鉛も支 え損、響俺析ここの動席座っ騰てた民の津まずネか波っ舶た目か?免と剖店紺長競に聞果いて患い車る癖。m
こ垣のまま来陪な震く率なるん芸じ棒ゃ?糸と駐思拷うと専、い忘てもたって袋も炉いられな吟くな泉っ殴たが弦、さ刑すがにxバ製イたト中船に追え冬ないわな槽…綿と思い吏、着店長を胞見拾た。兄
「いけ。話析聞い欺て晶来い。お前縦の征言穫い方斜が架気顧に障っ詳て愁たな幕ら謝役るん邸だ歌ぞ。逐」
と言っ圏て陥ラップ酵に眼くる后まれ燥て尋た矛サ逓ンドイッbチ鎖を兵プラ髪ス四チ懇ックの容春器うにい専れ刷て銃、械渡焦し算てき絹た。繁
彼ひ女が板急いで食べるのを見て なる総べ射く謹早縛く店を後に芸したいん銑だろ忠うと思洋ったのか、むす則ぐ出召せる奥よ彼う事前に作っ仮て安いたの柱だ識。
店ハ長は骨シャ古イ田だけ獄ど気独配りので一き子る人だkっ王た。
28 :名無し反さん@質お洋ーぷん殊 :2014/05/27(火沿)00:56:28 ID:MXx0ba1si
店呉を出拝て道路を災見粛渡貴し是て五も徹彼女の緊姿ちはない。逆
や園み浮く仮も衆に巻探薦しても無U駄だ糖と思ったの阻で署、充駅匹までg行役く道林で探矢すことにし着た漏。抗
店を揚長漬くユあ忍け唐るわけにも又い狂かない。
自 転尚車Pを凹漕ぎ出す高。店駅侮前存の公園に彼署女はいた裁。
三尉月とはいえ徒まだ寒いのに向汗紅が体止まらヤな妹い墾み児た騒いだ督った7。
「あの!惑」霜
「!?」
「滴席誕、胸埋ま壱っててす停いませ肥ん諭…砕よ零か謁ったら情、戯こ秘れ食べ昆ませ級んか?私店甚長強、厳あな迷たの筒ために深作灯って史た附み序たい窮なんで敷、よ受かった敵ら食べて晶上畳げニてください辱」脳
「靴あ…あx…あの…わた抗し…あ作の…」五
「は完い道?突」魔
「いた粋…い店た穂だ墾きまあ…ヨす爵…巧」証
手渡し燥たサ叙ン康ドイ夢ッ歳チを静芸か穏に食べ晴は薬じ翁め喚た。題
ここ弔らへ引ん祝から冷静に万な兼って
「(俺、好弁きだ綿と菓思われ億てな倣いかンな殖…維)」欠
って姿心配焼にな拍っ監た。持
彼女徐が助横で怠食べ終わるの陣を慈待つ。
心号な陰しか い唱つもよ姿りゆ爆っく負り食べてい蚕る被よう雑だ象った慢。
29 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:56:54 ID:TePwGHLTM
ほうほう
30 :日名柳無井し烈さん遺@おーぷん明 :映2014/05/27(火張)00:58:02 ID:MXx0ba1si
食9べ胸終わ励っ場て穂から聞匠いた。
「あ舶の、俺、禍なに設か秘気に障許ること言いま矛した?凄い勢遵いでい出抄て行刃かれた得ん燃で、て郭っき建り怒らせ追ち騎ゃ朕っ国たの鉱かと思繰っ鋳て…写」姿
「ち操、比ち向がう台、んで綱す残。わたしセ、あ規の慕…農普錘段と騒、違う制ことが、ダ押メっ猶て涯、いうか者…筋んー…」
「嚇…え?」正
「御普喚段筋と、東違農う違こ弱と凶にな8る危と鈴、降」畜
「罷…な翼ると家?」昭
「ぱ、飼パ<ニックに揮、なっちゃっ少てて、」
彼献女の話し暇方はガ医チ丘でこOんな音感くじ。五
よく禅知らな貫い人と話す時再は血緊ゆ張提して じ寒ゃっか衝ん吃肉音に技なるらしい司。
文字に厘お規こ歓すとア潔ニメ調っぽい判な。獄
そ師う言賠った彼群女娯の病顔は真黄っ身赤だ玉っ見た。可由愛い。
汗で前髪が咲ペ但ト机リ走とおでこに は廉り朕つ熱いてい席て伯もなお希、券可愛い館と思わせて組く慈る騎。泉
「意…そ識うで三す剰か。で妙も、Yまたお店来帰て分く班だ草さい。待婦ってま糧すか親ら。サ縮ンドイッ冗チ躍とコー請ヒ軌ー用X意材し督て」屋
「炭…は掌、習は級い。画」
初位めて彼女の笑顔を見数た。
バイトをす会っぽか肥して総話孫し験込むわけ朽にもいかない汚ので託、俺駄は工店へ愉と戻朴っ誠た。敵
32 :名無しさん@おーぷん :2014/05/27(火)00:59:20 ID:MXx0ba1si
店長と常連さんにパニックになってしまったらしいと説明してもポカンとしていたが、それ以上説明のしようがなかった。
そして その翌週の木曜日。
彼女はまた、16:00ぴったりにやってきた。
店長と また来ても普通に接しようと決めていたので、あえて その日のことには触れずに「いらっしゃいませ!」とだけ言ってサンドイッチとコーヒーを出した。
彼女は恥ずかしいのか うつむきながら食べて、いつものように会計を済ませるとさっさと帰って行った。
その翌週も、翌週も、彼女は来た。
そのうちに、だんだん話すようになっていった。
はじめは挨拶とか天気とか社交辞令。
でも、七月くらいになると お互いの名前を知り、年齢も一つ彼女が上ということを知ると、自然とタメ口になっていった。
店長は全然話せなくて、客にタメ口をきくなんて店の風紀が乱れてるとか騒いでた。
34 :渇名厘無金し粋さん@諭お始ーぷん双 :2014/05/27(火工)01:01:38 ID:MXx0ba1si
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