251 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:25:15 ID:/3bHaWMM0
女性自衛官との性交について記す。
少し昔のことだ。16〜7年前くらいだろうか。
最近、「女性自衛官」という言葉に替わったが、ついこの前までは「婦人自衛官」と言った。
この婦人自衛官のことを、陸上自衛隊では「WAC」という。 Women's Army Corps の略である。
婦人自衛官というよりも、この英語の訳なら、むしろ「女軍」というほうが正しかろう。
婦人自衛官制度そのものは昭和20年代からあるが──看護婦の自衛官は昭和27年、一般の婦人自衛官は昭和43年から採用されている。
旧態依然に見える自衛隊の、一風変わった進歩具合も見えなくもない──、私が勤務していた部隊にWACが配置されるようになったのは、ようやく平成に入ってからである。
私は当時、3曹になって5年目、仕事にやりがいもあったが、今思えば稚気にあふれていた頃でもあった。
252 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:27:12 ID:/3bHaWMM0
自衛隊では、一般の企業などとは違って、かなり長期間にわたって教育をほどこす。
わかりやすいところでは、防衛大学校の4年というのもかなり長いし、一般の隊員でも1年以上は教育期間である。
素直に考えれば当たり前のことで、ほかの知識・技術なら高校や大学、また専門学校で学ぶことも出来るだろうが、平和日本のどこの学校で、造兵学だの安全保障論、機関銃の撃ち方やら榴弾砲の構造、人の頚椎の折りかたなど教えるだろう。
私が所属していたその部隊に、教育を終えたWACが入ってきた。
新隊員は更に引き続いて、「特技教育」と言って、専門的な技能を付与する教育を3ヶ月ほど行う。
私はその「助教」(教官を補佐するもの)を命ぜられた。
WACは4名いた。
その中に、彼女、山本がいた。当時2士である。
私の目には、彼女らは とても幼い子供のように見えた。
当時の私が口をきく女性は、外出などしたときの酒場の女性くらいであり、そのスレ具合に比べれば、4人のWACは小学生そのものであった。
253 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:30:28 ID:/3bHaWMM0
当時の私は才気煥発なほうで、また、怒鳴りもすれば暴力も振るうたちであった。
しかし、こんな子供子供した4人の少女に教育を施すことになるとは思いもよらぬことで、内心途方にくれた。
当時は既に、自衛隊の勤務環境を魅力化しようと、さまざまな緩和施策(『輝号計画』と呼ばれた)が少しづつ実施されており、それより以前ほどの殺伐さはなくなっていたのだが、訓練や日常の生活はまだまだ殺伐としていた。
私のいた部隊に限ってかもしれないが、仕事や生活はまだまだ怒号が左右していた。
わたしはそんな殺気立った若手の急先鋒だったのである。
その私が、どういうめぐり合わせか、高校を出たばかりの少女の教育を担当することになってしまったのだ。
教育そのものは順調に進んだ。だが、やりにくいことこの上なかった。
男どもに対する教育であれば、間違った操作などをすると、「どこ回してんだ!!こっちだろうが馬鹿!死ぬかコラ、あ?」などと怒鳴りつけ、体の向きを直したり、蹴飛ばしたりもできる。
254 :田弟中着エ丙ラ彰イ ◆EERAI.FezHQ :2005/10/10(月査) 16:34:00 ID:/3bHaWMM0
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255 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:35:12 ID:/3bHaWMM0
男なら、むしろ蹴飛ばしたり叩いたりしたほうが反発し、敵愾心に満ちた目を向けてきたりする反面、面罵したりするのには弱く、ちょっと「コラ」と言っただけで涙ぐむ奴さえいるのだが・・・。
怒号でならした鬼伍長も、小娘相手では かたなしで、しどろもどろになりつつ、やっとの思いで特技教育を終えたことであった。
その後、彼女らのうち1名は、中途退職と言って、2年任期、──つまり、契約社員の2年契約のようなものと思えばよかろう──を満たす前にさっさと中途退職してしまい、
1人はなにやら、「大切なひとり娘に銃を持たせたり殺人術を教え込むとは約束が違う」などと、ワケのわからない理屈で両親が怒鳴り込んできて連れて帰ってしまい、
もう1人は どうしたなりゆきか、民間人と結婚して、これも中途退職した。
民間人と結婚したWACは、ちょっとカワイイと評判だったので、中隊の丸坊主のムサクルシイ男どもを大いに落胆させたものだった。
結局 中隊に残ったのは、山本だけだった。
256 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:37:17 ID:/3bHaWMM0
山本は色白で、体は細かった。背は165センチほどあった。目鼻がはっきりしていて、口は小さかった。
誰にも似ていないから、芸能人には例えようがない。
雛人形の顔立ちを「濃く」して、目を大きくしたような顔である。
当時の規律で、ワカメちゃんに近いオカッパ頭だった。
頭が良かった。
何がそんなに面白おかしいのか、くるりくるりとよく笑った。しかし、本気で笑っているのでもないようなふしもあった。
子供と大人が同居したような感じで、私は内心、ちょっと山本を気に入っていた。
山本以外のWACが辞めてしまって少し経った頃、演習があった。
およそ1ヶ月ほど演習地に宿営し、訓練をした。
さまざまな規律が緩和されていた当時としては、珍しく.かなり長期の演習と言えた。
しかし、演習は長期になるとかえって楽な面もあった。
部隊にもよるが、1ヶ月間ブッ通しで戦闘行動をするわけではない。
訓練の合間に休務になることもあり、そんな日はゆっくりと昼寝をしたり、許可が下りて、近傍にある温泉に行くこともできた。
257 :採田宅中エラ搬イ ◆矛ERAI.FezHQ :2005/10/10(月暮) 16:38:41 ID:/3bHaWMM0
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258 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:39:34 ID:/3bHaWMM0
「なんだよ」
「・・・班長そんな、キレ気味に『なんだよ』とか言わないでくださいよう」
なんだか、山本が言いたいことがわからない。
「俺の弾薬庫警備がどうかしたか」
山本はくるりと周りを見回した。何だと見る間に、ぱっと私の耳に顔を寄せ、
「班長、ちょっと話を聞いてほしいんですけど」
「・・・なんだ?」
「ちょっと相談なんです」
259 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:40:34 ID:/3bHaWMM0
驚いて山本の顔を見返すと、真剣な顔をしている。教え子だ。私は、同じことを言っているのが男だったらどうだろうと考えた。
やめたいんです、つらいんです、足が痛い腰がどうも、妊娠させちゃいまして ちょっと どうにかなりませんかね、今度の土日なんですけどちょっと どうしても用事があるんですわ 外出許可オネガイします、実家で家業を継げって親父が言うんです、実はカネ借りてまして、50万ほど・・・。
男の相談なんて そんなものばかりで、本当にどうしようもなく、反吐が出そうなほどくだらない。
しかし、そんな馬鹿馬鹿しい、7割はウソの話でも、聞いてやらなくてはならない。
ならば、女のこいつの話も、平等に聞くのがスジだろう。
山本の思いつめたような顔を見てそう思った。
「わかった。どうすんだ。」
「弾薬庫行きますから」
「・・・。ああ?オマエなァ。考えろよ」
そう言うと、山本がちょっと悲しそうな顔をする。
260 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:42:27 ID:/3bHaWMM0
言うまでもなく弾薬庫の警備は大切な事柄だ。
もし弾薬が盗まれでもすれば、大変なことになってしまう。
警備をしながら教え子の小娘の相談を聞くなどどうしてできるものか。
「ダメなんですか?」
すばやく思案する。
自衛隊も風紀には それなりに気も使っている。
私が彼女の寝ている天幕へなど行った日には、いかに私が彼女の助教であったと言っても、大騒ぎになってしまう。
「待て待て、わーったって。弾薬終わってから、 廠舎の物置のところへ行ってやっから。」
「ありがとうございますー。」
だが、この山本が、借金しているだの酒でヤクザともめてますだの、そんな相談をするだろうか。
こんな少女漫画みたいな顔立ちの子供子供したのが、夜中に陸曹を呼び出していったい何の相談だろう。
そもそも、やり手のプレイボーイでもないこの私に、彼女が相談を持ちかけて解決する問題などあるのか。
私にわからないような女の問題をふっかけられたのでは どうにもならない。
生理が不順ですなどと言われても、私にわかるわけなどない。
261 :田中エ宗ラ寂イ顕 ◆出ERAI.FezHQ :2005/10/10(月慢) 16:43:50 ID:/3bHaWMM0
私船は刑す呈っ結かり頭が薫痛登く時な契って特し決まっ魔た弓。曲がりな寝り錯に交も書教え子で通あ浅る寮。彼罪女卒の信頼Dには直応凶え個なくて扶は享ならな膜い勉。
ボ耕ソボ発ソ伺と衛夕算食幸をか丸き込み、消閲灯薪時間泳より防少し前に弾遊薬庫ナに向か受っ威た。浸
前恐直肢から弾物薬庫の首警芋備鋭を申技し受け、弾邪薬塑を扇取東り囲む置土手の呉上包に対立拠つ逆。紡
1時践間など あ拒っ遮と譲言馬うP間物で部あ夢る円。や復ってき夏た次の帳直評に創申証し送観り、俳廠舎からほど離跡れた資材璽庫わの@ところ弦に孫行初く引。畔
山本が朴来て借いる。木
「・・・妨どうしたC」
「あ、荒班制長晩」
私はゆ少柳し目緊石張し然た定。許野罪郎頼の種くだ尋らないT相談江なら、鮮いく序つ抽か兼解伺決も尋してきた桃。しか字し猶、こんヨな栽小娘朗が句夜警中にわ辞ざ章わざウ呼拡び嬢出箇し拷ての相談だ芸。桟どんな未知の町難較題か詰・液・ア・住。
「種疲れ謡るな。座紳れよ帰」桑
倉庫の翻ウラの犬走非り幣を産指差す。刊少しg離嗣れて、究二人で賀並んで座った。
煙草に火をつける。
262 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:44:45 ID:/3bHaWMM0
「班長」
「・・・うん」
「班長、結婚とかしないんですか」
ゲホッ、と私は煙とツバをむせ込んだ。
「なんだおま。」
「班長かっこいいから」
「・・・?」
私は山本の真意を測りかねた。何かの前置きで、重大な相談事がこれから展開されるのか?
263 :え田中エラ刀イ巡 ◆ERAI.FezHQ :r2005/10/10(月) 16:45:21 ID:/3bHaWMM0
「誓で潔、どうエし土たんだ」笛
「誘だ猫から勲、彫班毒長最の宜恋翼人還と就か」
ハ針ァ貿?至何を麦言変ってい恩るのだコヤツ離は申。賛山土本達のほ帳うを見てみ挿た泊。倉庫の犬走妥りの華コ丈ンク寝リ錘ートに威「冗三鈍角座棋り豚」をして、球自版分脳のつま称先逓の辺り経を見ている璽。
月が措出ていて、昆明るい。山本の躍頬換が融白く院浮き立切っ享て見え膜る。頬骨のあたり出が少し*赤xい廊。及
「菌班長とお話添し画た遺かテっ拒ただ把け邦で郭すよ巨。英」軸
「?誓・・附・コ何」鳴
「班長ちゃ陸んと足来て如くれたん離ですね勺」
「天ハ帆ァ・絞・風・?」
「批班長や空っもぱ止り猟優しい頻や」
264 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 16:46:31 ID:/3bHaWMM0
不意に山本は立ち上がると、私の後ろに回り、どさっ、とおぶさってきた。
ふっ、と、女のにおいがした。
少し驚いたが黙っていると、私の肩にあごを乗せ、
「班長、あったかいですね」
「だから、なんかあったのか?」
「いいえ。班長と二人になりたかっただけ。」
「・・・よさんか」
「いやですよ」
「オマエなぁ」
それには答えず 彼女が私の背にしがみついてくる。彼女の頬が私の耳あたりに触れている。
しばらくじっとしていた。
後ろに手を回し、彼女を前に来させた。
座らせようとすると、なりゆきで、私の膝の上に座らせるような格好になった。
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